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2025年09月

• 2025.09.07

  外科的矯正治療大人の矯正

  2025.9.1　兵庫県　女性　外科手術を通した矯正を検討しています。

  Q

  1度矯正を終えていますが、上下の歯の中心のずれ、口の閉じにくさ、ガミースマイルなどが気になり、外科手術を通した矯正を検討しています。現在、◯◯の大学に通っており、夏休みや冬休みなどの長期休みに日本に帰国することになりますが、治療を受けることはできますか？
  

  

  A

  広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。

  外科的矯正治療についてご説明させていただきます。

  まず、夏休みや冬休みなど帰国時のみの通院では治療を進めるのは困難だと考えます。通常、術前矯正では装置を装着して月に一度通院し、

  1年〜2年半かけて歯を整えます。その後、外科手術を行い、さらに術後矯正として半年〜1年ほど月1回の通院が必要です。

  矯正治療の経験がおありとのことですので、治療の途中に外科手術が組み込まれるイメージを持っていただければと思います。

  次に、いただいた写真からでは断定はできませんが顎変形症と診断するのは難しいと考えられます。その場合は矯正治療、外科手術ともに

  自費診療となり、費用がかなり高額になります。

  もし予算的に治療が可能であれば、「サージェリーファースト」と呼ばれる治療法があります。これは手術を先に行う方法で、治療期間を

  短縮できるとされています。ただし残念ながら当院ではこの治療法を行っておりませんので、関心がありましたら実施している矯正歯科を

  調べて相談に行かれることをお勧めいたします。