新着お悩み相談

お悩みから探す

治療方法から探す

2010年03月

  • 2010年3月29日 静岡県 6歳 男の子

    Q
    口唇口蓋裂の手術が終わった6歳の息子ですが、最近上顎を広げるための器具を取り付けました。先程歯磨きの際、口の中をチェックすると、針金が上顎に食い込み、赤く炎症を起こしていました。
    遠方の病院へ通っているため、次の診察は2週間後です。すぐに診せたほうがよいでしょうか。それとも地元の矯正歯科で診てもらっても簡単に調整していただけるものなのでしょうか。
    診察中は子供だけ、という考えの病院で、少し前にも気が付かないうちに針金の先が歯からはずれていて、急きょ直していただきましたが、調整5分に、往復4時間をかけているので、どんなものかと考えております。
    よろしくお願いいたします。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    詳しい状況がわかりませんので断言はできませんが、器具が食い込むことによって感染を起こすことがありますから、特に手術から日が経っていないのであれば、できるだけ早く調整してもらった方がよいでしょう。
    もちろんひどい状態であれば、地元の矯正歯科で診てもらってもよいと思います。
    自分の医院の患者さんでなくても、快く診てもらえるはずです。
    また、できれば通っている病院に行かれた際に、担当医に相談して、緊急事に診てもらえる地元の矯正歯科を紹介してもらうのがよいでしょう。
    先生同士が知り合いで、連絡のとりやすい関係であれば、より望ましいと思います。

  • 2010年3月26日 兵庫県 15歳 男性

    Q
    歯並びがとても気になります。特に前歯です。高校生なので…
    矯正したいのですが、器具が目立つので嫌なのです。
    目立たない器具はありますか?
    できるだけ短期間で済ませたいのです。
    費用と期間も知りたいです。いい方法はありませんか?
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    器具が目立つのが嫌とのことですが、器具には金属製の器具以外にも、目立ちにくいセラミック製の器具や、歯の内側につける器具などがあります。
    期間に関しては、もし抜歯が必要になるようなら2~3年はかかると思います。
    費用に関しては、当院ホームページー矯正費用を参考にして下さい。
    写真だけでは詳細がわかりませんので、保護者の方といっしょに矯正専門医に診てもらい、器具や治療方針について詳しい説明を受けられることをお勧め致します。

  • 2010年3月24日 加古川市 45歳 女性

    Q
    9歳7ヶ月娘ですが、いまだに指しゃぶりが直らず、指1本分の開咬と出っ歯になっています。
    近くの矯正の先生からは、下の顎の成長は一般のこの年齢の子とほぼ同じだが、上の奥歯が下の奥歯より前にずれており、骨格性の上顎前出なので、下顎を前に出す装置をつけ、上と下のかみ合わせを合わしますといわれました。
    私としては女の子ですし、横顔がくちばしのように出ているのが気になっているのに、今普通の状態の下顎を前に出して咬みあわせを直しても、美観的に美しくないのでは?と質問すると、最終的に第1小臼歯を抜いて、上の歯を後ろにさげますと言われました。
    いったんあわせて、また引っ込めるのなら、下顎を前に出す必要がないのでは?という思いがとれません。
    また、最初から上の奥歯を後ろに下げるような方法がとれないものなんでしょうか?
    舌が前に出てくる子は舌のトレーニングをしないと矯正しても又前に出て来ると聞いたのですが、舌のトレーニングはどちらの矯正医でもされているものなんでしょうか?
    デーモンシステムのことを尋ねたら、デーモンと会社が違うだけで同じワイヤーを結擦しない方法ですと言われたのですが、そういった物は通常あるのですか?
    矯正する意思は固いのですが、本当にこの治療法で良いのか不安で一杯なのです。
    このような質問で大変申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    骨格性の上顎前突には、上顎骨の過剰な成長があるタイプと下顎骨の成長の悪いタイプ、そしてそれらの両方の要素を持つタイプがあります。
    それぞれの基本的な治療方針は、上顎骨の成長を抑制する、下顎骨の成長を促進する、そしてその両方を組み合わせるということになります。
    それとは別に歯の移動により、上下の歯のずれを改善する方法があります。
    ただし早期治療の場合は、まず前者の治療をした上で、効果が不十分であれば後者の治療に移行するのが普通です。(当院ホームページー早期治療ー上顎前突その3参照)
    下顎を前に出す治療方針に疑問を持たれているようですが、上に述べた上顎骨を抑制する治療も上顎の成長を抑えている間に、下顎の成長を促すことになります。
    下顎が成長して前に出ることによって、口元がさらに突出することはありません。
    なぜなら鼻と下顎の成長により、それらを結んでできるE-LINEが前方に出て、相対的に口元は引っ込むことになるからです。
    歯だけを移動して上下の奥歯のずれを治すのと、骨格自体の成長をコントロールして、その結果奥歯のずれが治るのとでは、仕上がりが全く違うとお考え下さい。
    また将来的な抜歯の必要性に関しては、現在の前歯の前方への傾斜の程度も関係していますから、前歯の傾斜の改善が抜歯以外で改善できるのなら、抜歯が必要なくなることもあります。
    将来抜歯が必要になる場合は、前歯を引っ込めることによって口の中の容積の減少を来すことになるため、下顎を前方に出して舌房を広くしておくことは意義のあることです。
    特に舌の癖がある場合は、非常に重要なポイントになります。
    舌のトレーニングに関しては、診療所によって積極的に取り入れているところと、そうでないところがあります。
    デーモンシステムに関しては、他のメーカーでも同様の構造の装置がでていますが、装置が治すのではなく矯正医が治すわけですから、装置の差より担当医の診断能力、治療技術および経験が結果の差を生むと考えられた方が良いでしょう。

  • 2010年3月22日 大阪府東大阪市 19歳 女性

    Q
    長い間、開咬で悩んでいます。そのため、今までにいくつもの歯科医院をはしごしてきましたが治療は一切行っていません(親不知は4本とも抜歯済)。
    第1に、診断等で言われたことです。
    ・成長期に下顎がやや大きく形成されたようだ。
    ・外科手術で骨切りを必要とする可能性が高い。
    ・矯正器具治療で改善はするが完治までは約束できない。
    ・放置すると将来前歯が弱って抜け落ちるかもしれない。
    第2に、自身の開咬・治療について私が思うことです。
    ・長い舌、幼い頃の片噛みと頬杖の癖が原因ではないか。
    ・開咬の度合いが年々悪化しているように感じる。
    ・後遺症等も報告されているので骨切りは避けたい。
    ・長期入院は難しい。
    ・舌が原因であれば治療後も後戻りするのではないか。
    第3に、開咬の度合い(見た目)等について
    ・奥歯は噛み合っている。
    ・外見は軽度の受け口にも見えるが、反対咬合ではない。
    ・歯並びは整っている。
    ・開咬は横幅は前歯が4本分、縦4mm。
    ・上下の歯に2~3mmのずれが見られる。
    第4に、両親と話し合った際の意見です。
    ・骨切りは絶対に反対だ。
    ・歯並びは整っており、言われなければわからない。
    私は開咬について大きなコンプレックスを抱いていますが、外科手術をする勇気はありません。上記のような状況で、できる限りの改善・悪化防止ができれば…と考えています。無理を承知の上で、このような私にも救いの道はありますか?
    本当にわがままな相談で申し訳ありません。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    開咬の治療において、外科手術を併用せず、矯正治療単独でどこまで治すことができるかは、詳細なデータがないとはっきりしたことは言えません。特に重要なポイントは、骨格的な問題と舌の癖がどの程度であるかということです。
    まず開咬の原因として、骨格的な問題があります。
    受け口と開咬は、どちらも骨格的な問題が原因になる点では同じですが、下顎の成長する方向に違いがあります。つまり受け口は前方に、開咬は下方への過剰な成長があります。これは、顔の横顔のレントゲン写真を分析することによってわかります。
    次に舌の癖についてですが、これはほとんどの開咬の方に認められます。舌のサイズが大きいことは稀で、ほとんどが舌の位置と使い方に問題があります。これは、歯列の形態、安静時の舌の位置と飲み込む際の舌の使い方をみることによってわかります。
    上記の2点がよほど重篤でない限り、患者さんの協力があれば矯正治療単独でも改善は可能だと思います。ただ、治療すること以上に、きれいになった状態を維持することが難しいのが開咬の特徴です。
    治療法は、ワイヤーとゴムの力で歯を動かすことになりますが、舌トレーニングも併用する必要があると思います。(当院ホームページー永久歯開咬参照)
    相談の予約をお取り頂ければ、さらに詳しい説明をさせて頂きます。
    できれば、保護者の方もいっしょの方がよいでしょう。

  • 2010年3月18日 兵庫県 6歳 男の子

    Q
    先日かかりつけ医でレントゲンをとったのですが、下の中央部前歯2本が先欠歯と言われました。
    その左右の歯は大きいのが見えるので生えて来る時に中央2本は抜けてしまうでしょうからブリッチなどで対応となると思います。様子をみてみましょう。と言われました。
    それまで何もしなくてよいのか不安です。歯を傷つけることなく将来的にも良い方法に何があるのか教えてください。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    状態が正確に分かりませんので、一般論として説明致します。
    先欠歯のスペースがほぼ完全に残りそうなら、主治医の言われるようにブリッジなどの補綴処置が必要になります。
    スペースがそれほど大きくなければ、矯正治療でスペースを閉じることが可能になります。
    ただ、その場合は上下の咬み合せを考慮して、全額矯正で対応した方がよいと思います。
    さらに状態によっては、矯正治療と補綴治療の併用も考えられます。
    前歯が永久歯に生え変わった時点で、一度矯正の専門医に相談に行かれることをお勧め致します。

  • 2010年3月14日 愛知県 9歳 女の子

    Q
    乳歯の頃から歯並びが悪く、虫歯の治療で通院していた歯科で矯正を勧められました。6歳の頃か治療を始め、もうすぐ10歳になります。
    もともと受け口ぎみだったので、上顎を広げる装置をして、現在前歯4本の永久歯は上下ともきれいに並んでいます。しかし最近になって、犬歯の生えるスペースが狭く、奥歯もこれ以上後ろに動かせないため、4番目の歯を抜かなくてはならないと言われました。
    非抜歯矯正について本やインターネットで知るうちに、抜くことを決断できずに、半年ほど返事を待っていただいています。まだ生えていない歯を抜く決断を今しなければならないのでしょうか。小さい頃から始めれば抜かずに済む可能性が高いと信じていましたし、4番目の歯を抜くと今度は空きすぎるため少し縮めると言われるのが・・・せっかく広げたのに、と残念に思います。
    抜く決断ができないようなら、すべての歯が永久歯に生えかわるまで矯正を中断しますか、先に抜くか後で抜くかの違いです、と言われました。先生を信用していないように思われるのも心苦しく・・・。とても悩んでいます。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    早期に治療を始めることによって、将来の永久歯の抜歯の可能性を低くできるのは確かだと思いますが、残念ながら100パーセントではありません。
    現時点では抜歯は避けられない状況で、今抜くか永久歯に生え代わってから抜くかでお悩みのようですが、主治医の言われるように大差はないと考えます。
    文面から私が感じるのは、抜歯の時期を迷っている気持ち以上に、せっかく早くから治療を始めたのに抜歯をしなければならなくなったことに納得がいかないという、お母さんの無念さです。
    非抜歯の可能性がなく、抜歯せざるを得ない状態だとしたら、いくら残念がっていてもプラスになることはありません。
    どうしても納得がいかないのなら、主治医に遠慮せず、他の先生にセカンドオピニオンを求めてもよいと思います。
    それが同様の診断であれば、抜歯を決断して下さい。
    それがお子さんのためでもあります。
    親がいつまでも決断できず、不満な気持ちを持っているとお子さんにも悪い影響しか及ぼしません。
    まず行動を起こし、次のステップに進むのがあなたの仕事ではないでしょうか。

  • 2010年3月8日 大阪市都島区 19 女性

    Q
    娘は11才の時に歯科矯正を始めましたが4本はを抜いて歯科矯正をしたのですが治療途中病院が歯科部門をなくなり治療中断され、近くの医院で歯科矯正をしたのですが後2か月ぐらいで装置が取れますが元々少しの出っ歯程度で歯科矯正をすることにによってガミースマイルになってきた事が納得がいかず、こんな事例もあるのでしょうか、私も娘もすごく悩んでいます。
    先生、どうか最善解決方法を教えてください。
    母として娘によかれとし矯正がこんな事態になるとは・・・何卒宜しくお願い申し上げます。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    一般的には、出っ歯の治療で前歯を引っ込めると口が閉じやすくなり、その結果、歯ぐきが見えにくくなるためガミースマイルは軽減します。
    もしガミースマイルになったとすると、前歯の咬み合わせが深くなっていることが考えられます。
    その場合は、上の前歯を歯ぐきの方向に動かすことによって多少改善する可能性はあります。
    矯正専門の歯科医院で状態を診てもらい、セカンドオピニオンを求められることをお勧め致します。

  • 2010年3月5日 兵庫県加古川市 2歳4ヶ月 女の子

    Q
    2歳4ヶ月の娘の歯列について相談申し上げたいのですが、下の歯が3本、上の歯にかぶさっており、受け口のような状態に見えます。
    発音もサ行はすべてハ行になります。
    私自信も少し 受け口だったので歯列矯正を4年しておりました。
    早めに治療したほうがいいでしょうか?
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    受け口の治療で、骨格的な問題が大きい場合は早期の治療開始が理想的ですが、2歳4ヶ月では早すぎます。
    矯正治療の開始時期についての考え方は、矯正医によって差があります。
    前述しましたように私の考えでは、上あごの成長が悪かったり、下あごの成長が過大な場合などは早い方がよいと思いますが、それでも年齢の目安は5歳前後です。
    そうでなければ、前歯4本が永久歯に生え変わってからでよいと思います。
    程度が軽ければ、永久歯への生え変わりの時期に自然に治ってしまう場合もあるからです。
    ただし骨格的な不正の程度を見極めるのは、お母さん方では困難ですので、もう少し大きくなってから、矯正医に診てもらい、治療の開始時期についての意見を聞かれることをお勧め致します。
    お悩み相談2005年6月12日分も参考にして下さい。

  • 2010年3月2日 鳥取県 19歳 女性

    Q
    子供のころから上顎に比べて下顎が後退したような顔立ちがコンプレックスでした。
    インターネット上で顎変形症と呼ばれる病名があることを知り、一度自分が顎変形症なのか矯正歯科に診てもらいに行こうかと悩んでいます。
    私の場合、歯並び自体は悪くないと思うのですが上顎と下顎の大きさに大きく差異があり、噛み合わせの悪さのせいなのか歯医者で犬歯の尖りがかなり削れていると言われました。
    学校の健康診断などで特別噛みあわせに異常があると言われたことはないのですが、歯ぎしりを夜中にする癖があったり軽度の顎関節症があります。
    写真のように横から見ると口が突き出しているような感じで、口を閉じると不満そうな口元になってしまいます。
    私のような場合、顎変形症とされることはあるのでしょうか?
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    写真を拝見しますと確かに下顎の後退はあるようですが、上下の咬み合わせも考慮しますと、顎変形症と診断するのは難しいと思います。
    顎変形症とは、通常の矯正治療では改善が困難で、外科手術を必要とするほどの骨格的な問題がある不正咬合を指します。
    あなたの場合は、通常の矯正治療で十分に改善が見込めそうです。
    ただし、小臼歯4本の抜歯は必要になるでしょう。
    つまり小臼歯の抜歯スペースを利用して、前歯を引っ込めることで口元はさがり、口も閉じやすくなります。
    気になるのは、歯ぎしりが原因と考えられる、犬歯の咬耗です。
    年齢の割に程度が大きく、これは矯正治療で解決するとは限りません。
    矯正歯科で診てもらう際は、歯並びの改善だけでなく、その点についても相談されたほうが良いでしょう。
    さらに咬み合わせた状態が、下顎が本来の位置で咬んだものかどうかの確認も必要です。
    もしその状態が下顎を前方に出して咬んだもので、本来の下顎の位置がもっと後方であれば、顎変形症と診断される可能性も残されています。

TOP