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2017年07月

  • 2017年7月27日 大阪府 35歳 男性

    Q
    はじめまして。私は顎変形症で3年前に矯正歯科で歯列矯正、去年は総合病院で上下顎外科手術をし今年の5月にプレート除去、オトガイ形成をしました。しかしまだ下顎が左にずれています。(術前から下顎は左にずれていました)担当医に相談しましたが再手術等はできないのでこのまま曲がった顎で生きるように言われました。
    これだけ苦しい矯正、外科手術をし高額な費用も払ったのに失望する結果に落胆しています。また、初診時に矯正歯科医から下顎のずれも審美面で真っ直ぐになると言われていただけに憤りもあります。私としては再手術したいと思っていますが、また、噛み合わせが合っていれば顎が曲がっていても顎変形症は治ったと言えるのでしょうか?(私の通っている矯正歯科医の考えです)
    ご多忙のところ恐縮ですがご回答のほどよろしくお願いいたします。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    顎変形症の治療は美容整形とは違い、あくまでも歯科での治療ですので、まず咬合機能の改善が先に来ます。
    そして咬合の改善のために外科手術が必要であり、審美的な変化は二次的なものと位置付けられています。
    また、下顎の偏位だけではなく、下顎自体のサイズの左右差がある場合などは上下の手術を行っても限界があります。
    ただし、もし正面から見て、左右の大臼歯の咬み合う点を結んだ線(咬合平面)に大きな傾きがあり、上がっている側に下顎がずれている場合は、再手術によって改善の余地があるかもしれません。
    咬合平面に歪みがない場合は、残念ですが再手術による改善は難しいと思います。

  • 2017年7月23日 大阪市 女性

    Q
    そちらで治療された方のブログを拝見しました。
    歯列矯正で面長、顎の長さ(長い)を改善する事はできますか。
    加齢によるたるみか輪郭自体遺伝のものか分かりませんが、顔の長さが気になります。ちなみに顎関節症を10年以上持ってます。
    歯並びは前歯2本が大きく出っ歯ですが、そこまでガチャガチャしてる訳ではないのですが、美容整形ではなく歯列矯正や外科的手術で改善する事は可能でしょうか。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    通常の矯正治療で顎の長さを改善することはできませんが、外科手術を併用した矯正治療では可能です。
    ただし、その対象になるのは著しい骨格のアンバランスがある方に限られます。
    まず、そのような治療の適用になるかどうかについて、お近くの矯正歯科で意見を聞かれることをお勧めいたします。

  • 2017年7月20日 兵庫県 女性

    Q
    顎の歪みと噛み合わせが悪く奥でしか噛めない状態です。
    保険適用できるかみてもらうことは可能でしょうか。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    もちろん可能です。まず相談の予約をお取りください。(TEL078-576-0788)
    その際に保険適用の可否、および保険診療(おそらく顎変形症の治療)を開始することになった場合の治療手順、矯正と外科手術の内容、期間、費用等について詳しく説明させていただきます。

  • 2017年7月18日 兵庫県 6歳

    Q
    もうすぐ6歳の子供が、受け口なので矯正を考えおります。
    まだ全て乳歯のままです。ぱっと見は受け口とあまりわからず、歯は普通にしていると切端咬合気味ですが、物を噛むときに下顎をずらしながらたべるので受け口になっています。父親が受け口なので骨格性だと思うのですが、今から始めるのは遅いぐらいでしょうか?また矯正治療費用や矯正方法、大まかな期間なども教えて頂けますで しょうか?
    他院にもカウンセリングに行きましたが、矯正を始めるのには遅いぐらいとおっしゃる先生と、前歯の永久歯がはえかわってからと言われる先生に分かれましたので、矯正開始時期を悩んでおります。
    矯正方法も、リンガルアーチと床矯正を薦める先生に分かれました。床矯正は取り外 しできると聞きましたが、子供が自分で運動や食事の時など取り外しできるか心配です。リンガルアーチの方が負担が少ないでしょうか?
    色々御質問して申し訳ございません。ご回答どうぞ宜しくお願い致します。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    治療開始の時期と使用する矯正装置について主にお悩みのようですが、 順次お答えいたします。
    まず治療開始の時期についてですが、患者さんの状態や治療を行う先生の考え方によって結構差があります。
    当院では、受け口の場合は骨格的な要素が大きければ早く、そうでなければ4本の前歯が生えてからという方針です。
    なぜなら骨格的な要素が小さい受け口は、永久歯の生え変わりの時期に自然に治る可能性があるということが統計的にもわかっているからです。
    もちろん骨格的な要素が小さくても、ほかに問題があって早期に開始する場合もありますし、逆に要素が大きくても歯の生え変わりの中途半端な時期や成長のピークの時期であれば、待つこともあります。
    次に矯正装置についてですが、当院ではリンガルアーチと床装置、どちらも患者さんに使ってもらっていますが、最もよく提供している装置は、クォードヘリックスという固定式の装置です。
    (当院HPー各種装置の紹介ークォードヘリックス参照)
    この装置はリンガルアーチの効果に、拡大や大臼歯のコントロール機能が付加された装置とお考えください。
    当院では、リンガルアーチよりも遥かに高い頻度で使用しています。
    また固定式と取り外し式の装置の選択は、基本的にはどのように歯を動かすかで決まりますが、併用する装置との兼ね合いもあります。
    たとえば骨格性の受け口で、上顎の成長の悪い場合の治療であれば、上顎骨の成長促進を行う帽子タイプの装置を併用します。
    その際、この装置はゴムで前方に牽引するため固定式の装置でないと外れやすく、期待する効果が望めません。(早期治療ー受け口その3参照)
    それ以外にも慣れや取り外しの煩わしさの点から考えると、固定式の装置の方が優れているかもしれません。
    最後に費用と期間ですが、費用は当院HPー矯正費用をご覧ください。
    期間は骨格性の受け口であれば、最終の仕上げ治療は成長が止まってからになります。女の子であれば、平均すると成長のピークは11歳ですから、それから数年待った後に仕上げの治療が1年から3年かかります。
    骨格性の受け口の治療では、第1段階の治療を終えた後は、ひたすら成長のチェックをしながら経過観察を続けることが多くなります。
    そのほか治療前には、下顎の成長が著しく大きい場合などは、将来外科手術を併用する治療の可能性があることについても、必ずお話しするようにしています。
    以上矯正装置については、かえって混乱される内容だったかもしれませんが、ご質問について簡単に説明させていただきました。

  • 2017年7月12日 兵庫県 女性

    Q
    長女の矯正の件でご相談です。小学4年からとある矯正歯科に通院しています。今年の4月に第一期が終了して8月頃から第二期の開始となる予定です。ただ、少し気になる点があります。上顎の前歯と下顎の前歯の重なりが約2?と余り重なっていません。また上顎の前歯が斜め下方に向かいはえそろっています。現在の矯正歯科のドクターは順調ですと返答を頂いています。 本当に大丈夫でしょうか。矯正歯科の変更検討しています。ご回答宜しくお願い致します。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    早期に治療を開始した場合の第一期治療の目的は、骨格のずれや悪習癖の改善、永久歯の並ぶスペースの獲得、さらにその保持などです。
    そして第二期治療では、個々の歯の捻れや傾きを治すなどの細かい噛み合わせを確立する仕上げ治療になります。
    文面からでは詳細が把握できませんが、おそらく主治医は第二期治療で十分に治る見込みでのご発言だと推測します。
    通常なら治療開始前の時点で、過去に治療された同様の患者さんの写真を用いて、具体的な説明があったはずです。
    もしそのような目で見える治療手順の説明がなかったか、あるいはお忘れでしたら、あらためてそれらを見せていただいてはどうでしょうか。
    転院を検討するのはそれからでも遅くないと思います。

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