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2005年09月

  • 2005年9月30日 長野県千曲市 7歳のお子さま

    Q

    7歳の子供の上の前歯が横にではなく縦に生えてきました。矯正またはほかの手段を用いてでもこの歯を通常の歯並びにすることはできるのでしょうか?

    7歳の子供の上の前歯が横にではなく縦に生えてきました。
    見ていただいた先生によるとレントゲンではよくわかないようなのだが不必要な歯があるらしくそのせいで縦にはえてきてしまいました。
    うまく説明できませんがとにかく歯の方向が逆になってしまったんです。
    親として子供の歯並びがとても心配です。
    矯正という言葉は聞いてしってはいますが、もし矯正またはほかの手段を用いてでもこの歯を通常の歯並びにすることはできるのでしょうか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    前歯がねじれて生えてくるのはよくあることです。
    また、骨の中に不必要な歯(過剰歯)があるのも私達矯正医にとっては珍しいことではありません。
    治療法としては過剰歯を抜歯した後、矯正装置をつけて歯を正しく並べることになります。
    詳しくは当院ホームページーお悩み相談9月11日を御覧下さい。
    また過剰歯の抜歯については、お悩み相談9月17日を参考にして下さい。
    自然に治ることはまずありませんので、早めに矯正専門医を尋ね、診てもらうことをお勧めいたします。

  • 2005年9月29日 大阪市阿倍野区 1歳2ヶ月の男の子

    Q

    1歳2ヶ月の息子の歯のことです。下の歯が生えてきたのが10ヶ月頃で、現在は下2本と上3本あります。上は完全には出てないのですが、下の歯の方が前にある状態で反対咬合になっているのですが、何か今から少しでも治せる方法があれば教えください。

    はじめまして。1歳2ヶ月の息子の歯のことで相談があります。
    下の歯が生えてきたのが10ヶ月頃で、現在は下2本と上3本あります。
    上は完全には出てないのですが、下の歯の方が前にある状態で反対咬合になっているのです。
    いろいろ自分なりに調べたのですが、身内には一人もうけ口の者はいないので遺伝ではなさそうです。
    子供の癖が原因なのかと思い、気になる癖を書かせていただきます。
    子供は口を閉じていることがなく、日ごろずっとポカーンと開けたままで、ヨダレもすごく垂れています。
    たまに下唇を出すようなこともします。
    指しゃぶりというのかはわからないのですが、歯の生えていない横のところで、手の平を上に向けて人差し指と中指をかんでいます。
    ストローで飲むとき、下の歯と舌でストローを吸っているような感じで、上の歯を外側から押しているような・・うまく表現できなくてすみません。。
    他にも私が見えてないだけでうけ口になるような癖があるのかもしれませんが、寝ている時は口を閉じているので、開いて見てみたところ、やはりうけ口の状態で寝ています。
    治療を開始するにしてもまだ先のことなので、何か今から少しでも治せる方法があれば教えください。
    長々とわかりにくい文章で申し訳ありませんでした。宜しくお願いいたします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    1歳、2歳のお子さんの口の中をよく観察され、質問を送って来られるお母様方にはいつも感心しています。
    結論から申しますと反対咬合の治療については今は考えず、様子をみて下さい。
    年齢の低いお子さんの場合、装置もつける事が困難ですし、特別に異常な癖でない限り、今の段階で強制的に治す必要もないと思います。(お悩み相談6月12日参照)
    歯並びのことよりも、今は虫歯を作る菌の母子感染を防いだり、食事や間食、飲み物の取り方に注意するようにして下さい。

  • 2005年9月28日 茨城県牛久市 32歳の男性

    Q

    夫婦共々、悩んでいます。下の奥から3番目の歯が舌側に大きく傾いています。隙間は2~3mm程度あいています。(夫婦共に同じ状況)舌にあたり不快なので抜歯か矯正をしたいです。

    現在、夫婦共々、悩んでいます。
    下の奥から3番目の歯が舌側に大きく傾いています。
    隙間は2~3mm程度あいています。(夫婦共に同じ状況)
    舌にあたり不快なので抜歯か矯正をしたいです。
    以前通っていた歯科で噛み合わせには影響ないので抜いてもいいよと言われたのですが、決心がつきません。抜いてしまうと隙間ができることで何か障害はあるのでしょうか?
    それとも抜いてしまって良いと判断されますでしょうか?
    また、こういう場合矯正した方が良いのでしょうか?
    よろしくお願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    お悩みの歯は第2小臼歯と思われます。
    下の歯は前歯4本と第1大臼歯が生えた後、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯の順に前方から生えてきます。
    そのためスペースが不足している場合は第2小臼歯が並びきらず、舌側に傾いて生えてくることになります。その歯を抜くにしても、抜かないにしても矯正をする方がより良い結果を得ることができると思います。
    抜歯したまま放置すると前後の歯が抜歯でできたスペースに倒れ込んで、咬み合わせに問題が起こってきます。
    矯正治療でこのスペースを閉じて問題が生じるのを防ぐわけです。
    もちろん不足しているスペースの程度、歯列の狭窄度、上の歯列との咬み合わせなどの状態によっては抜歯しないで並べることができる可能性もあります。
    当院でも抜歯した後に来院され、抜かずにできたのにという方が過去に何人かおられました。当然、抜歯せずに治療できるのならそれにこした事はありません。
    まずは矯正専門医を受診されることをお勧めいたします。

  • 2005年9月27日 宮城県 22歳の男性

    Q

    顎変形症の治療を開始したいと思っています。東北にいる著名な口腔外科医の方がいらしたら、ぜひとも教えていただきたいのですが。また、最新の治療法の骨延長、短縮法とはどういった治療法なのですか?

    顎変形症の治療を開始したいと思っています。
    東北にいる著名な口腔外科医の方がいらしたら、ぜひとも教えていただきたいのですが。
    また、最新の治療法の骨延長、短縮法とはどういった治療法なのですか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    外科矯正で有名なのは東北大学です。まず、矯正歯科で相談され、治療計画を立ててもらって下さい。同じ東北大学の口腔外科で手術ということになります。
    矯正歯科、口腔外科ともに高いレベルの治療をされていますので安心して下さい。
    もし、矯正に通えないようでしたら、同大学の矯正科出身の先生を紹介していただけると思います。
    顎骨延長法とは顎骨を切った後、延長器をとりつけて患者さん自身がスクリューを回して骨を伸ばしていく方法です。成長の止まった成人でも骨と骨の間に新しい骨を作ることができる、骨だけでなく軟組織も同時に延長することができるなどの長所があります。最近では難易度の高い顎変形症の手術に採用されるようになってきました。
    短縮法とは圧迫骨短縮法のことを指していると思われます。これは皮質骨を切って器具を調整する事により骨と歯を一塊にして移動させる方法です。局所麻酔下で手術が可能で入院が短期間で済むという長所があります。短所は延長法と同じく、器具を除去するための2回目の手術が必要なことです。
    なお圧迫骨短縮法の適用症は開咬や上顎前突です。

  • 2005年9月26日 福島県福島市 17歳の女性

    Q

    私は、出っ歯で、上の歯に追いかけるような感じで、下の歯も出ていて、上下あわせて犬歯の横の歯4本を抜いて矯正しました。ネットなどで見ると、歯を抜いた歯科矯正は、舌が収まりきれなくなって良くないみたいに書いてあるのがありましたがちゃんと綺麗にできあがるでしょうか?

    私は最近歯科矯正をしました。
    私は、出っ歯で、上の歯に追いかけるような感じで、下の歯も出ていて、上下あわせて犬歯の横の歯4本を抜いて矯正しました。
    先生には「輪郭がきれいになるし、歯も綺麗になる。」と言われたのですが、ネットなどで見ると、歯を抜いた歯科矯正は、舌が収まりきれなくなって良くないみたいに書いてあるのがありました。
    親のお金でさせてもらっているので、本当に綺麗にしたいのです。
    ちゃんと綺麗にできあがるでしょうか??教えて下さい!!よろしくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    上下の歯が出た出っ歯を治す場合、上下左右の第1小臼歯4本を抜き、そのスペースを利用して前歯を引っ込める治療法が一般的です。
    成長がすでに止まった患者さんではそれ以外の方法では治すのは困難です。
    確かに前歯を後方に引っ込めるため舌を収める空間は少なくなりますが、収まりきれないほど大きな舌は稀です。
    私は大きさよりも舌の癖があるかどうかを重視します。
    つまり舌で前歯を前方へ押し出すような癖があると後戻りが起こりやすくなるからです。
    開咬や受け口では舌の癖があることが多いのですが、通常の出っ歯の場合はあまり心配する必要はありません。(当院ホームページーお悩み相談4月20日、5月6日参照)
    4本の歯を抜かずに矯正した場合は気になる点が十分に改善されず、不満が残る結果となる可能性が高いと思います。(当院ホームページーお悩み相談6月2日参照)

  • 2005年9月25日 埼玉県越谷市 19歳の男性

    Q

    私は受け口だったので歯科矯正を15歳から18歳の時までしてました。抜歯をし、下あごの前歯を後ろに傾けたのですが、逆に顎が長く見えてしまう状態になってしまいました。下あごが上顎より大きく、骨を削るなどをし、下あごが収まるようにやり治したいです。

    複雑な状況なので、どこの歯科に行けばよいなかわかりません。よろしくおねがいします。
    私は受け口だったので歯科矯正を15歳から18歳の時までしてました。
    抜歯をし、下あごの前歯を後ろに傾けたのですが、逆に顎が長く見えてしまう状態になってしまいました。
    下あごが上顎より大きく、骨を削るなどをし、下あごが収まるようにやり治したいです。
    矯正終了後、歯並びが悪化してしまい、下顎が左に歯一本分ずれてもいます。
    顎関節症も、深刻ではないものの、もっています。
    外見的な問題と医学的口内問題の両面から深刻に悩んでいます。
    このような時、どういった歯科に相談すればいいですか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    文面から判断しますと外科矯正で再矯正をするのがベストの選択のように思えます。
    顎関節症も改善する可能性があります。
    まずは外科矯正を行なっている矯正専門の歯科医院に行かれることをお勧めいたします。
    そうすれば提携している病院の歯科口腔外科も紹介してもらえます。
    同様の外科矯正に関連した質問には、当院ホームページーお悩み相談4月21日、5月1日、5月27日でもお答えしています。御覧下さい。

  • 2005年9月24日  神戸市長田区 9歳の女の子

    Q

    娘(9歳)は永久歯7本が先天性欠如です。どの病院も今は何も治療することは無く、定期的に虫歯のチェックをし、中学生高校生位に本格的にどういう治療をしていくか検討しましょう、とのことでした。本当にまだまだ放っておいて良いのでしょうか、教えて下さい。

    私の娘(9歳)のことで相談したいのですが、2年ほど前に歯並びが少し気になったので、軽い気持ちで近くの歯科に行ったところ、レントゲンで7本の永久歯が無いことが分かりました。
    それで、これから長いお付き合いになることと、多額の費用が掛かるから貯金するように言われたのです。
    いきなりのことで動揺してしまい、それから何件か病院で受診し、やはり先天性欠如ということで間違いないとのことでした。
    また、どの病院も今は何も治療することは無く、定期的に虫歯のチェックをし、中学生高校生位に本格的にどういう治療をしていくか検討しましょう、とのことでした。
    しかし、最近は前歯の1本が口の中央に来ており、また歯と歯の間が異常に広く見えて、とても心配です。
    本当にまだまだ放っておいて良いのでしょうか、教えて下さい。
    よろしくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    突然7本の永久歯がないと言われ、さぞかし驚かれたことでしょう。
    将来的にはなんらかの補綴処置(インプラントや差し歯、ブリッジ等)が必要になると思いますが、それまでの咬み合わせの管理が重要になります。
    今、もっとも注意すべきことは虫歯を作らず乳歯を長もちさせることです。
    なぜなら欠如している歯があるとその上にある乳歯が抜けた後、前後の歯がそのスペースに移動し、咬み合わせに支障を来すことがあるからです。(お悩み相談12月12日参照)
    矯正治療をすることにより、咬み合わせが悪くなるのを防いだり、スペースを閉じることによって将来の補綴処置を容易にできる可能性があります。
    乳歯が残っている間に前歯のスペースの問題も含め、一度矯正の専門医に診てもらうことをお勧めいたします。

  • 2005年9月22日 東京都 40歳の女性

    Q

    先生は外科手術なしの反対咬合の矯正を行うことに関してどう思われますか?

    広瀬先生、こんにちわ。
    初めてご質問させていただきます。
    長くなりますが、よろしくお願い致します。
    小さい頃に反対交合を指摘され、両親が矯正の治療をしてくれたのですが、その当時チンキャップ(?)のようなものを被ってる児童は殆どなく、周りからの白い目に耐え切れずに2-3ヶ月でギブアップしてしまいました。
    幼い頃はそれでよかったのですが、年頃になってから歯並びのことが気になり始め、再矯正をしたかったのですが、矯正器具をつけるのに抵抗があったり、仕事や子育てに追われていたりで、40歳近くになってから、やっと矯正専門医に会いました。
    矯正医の診断によると、下顎の骨が長く、角度も急であり、外科手術なしの矯正は、今より噛み合わせが悪くなるだけだから、絶対に薦められないと言われました。
    手術を受けるしか道はないと言われ、悩みましたが、下記のような理由で断念しました。
    1)見た目は正常(下あごが出ているようには見えないという意味)なので、手術で顎の形を変える必要を感じない。
    2)手術が恐ろしい。(術後の痛み、感染症、後遺症)
    3)まだ幼い子供を抱え、1-2週間も入院できるような環境にない。
    4)前の歯は噛み合ってないけれど、もう慣れてしまったので、そのことによる不自由を感じていない。
    その後、なぜ私ほどの(軽度に見える)歯並びが矯正できないのだろうか?
    ちょっと下の歯を後ろに倒し、前歯を少しだけ出せば、完璧な歯並びは得られなくても、反対交合を軽減することくらい可能なように思えるのに、と疑問を抱きつつ、さらに数年経過しました。
    しかしながら、昨今私のような高齢の女性でも矯正をしている人を多くみかけるようになり、やはり矯正したい!!という気持ちがまた強く膨らみ始め、先日また別の矯正医に会ってみました。
    その先生がおっしゃるには、下の歯を少しずつ平たいデンタルフロス状のもので削ってスペースを作り、下の歯を後ろに傾けて、噛んだときに前の歯の後ろに来るようにするという矯正治療が可能ということでした。(奥歯のフィリングの程度と歯を動かすのに必要な隙間を考えると、私の場合は歯を抜くという選択肢はないそうです。)
    また、懸念されるオープンバイトが起こるのを防ぐために、治療の後期は、寝てる間のみラバーバンドで奥歯を固定する必要があると言われました。
    さらに、まず上の歯のみ矯正して(6-8ヶ月)、その経過を見て、下の歯をどうするか(削るか、抜歯するか、あるいは手術か)を考えるといった案もあると言われました。
    今、この先生を信用していいものかどうか、迷っています。
    もちろん、完璧な噛み合わせを望めば、手術以外にないというのは、どの矯正医も一致した意見だと思います。
    私がもし矯正医であっても、歯並びを直す(平らにする)だけが目的ではなく、健康的な噛み合わせが目的であってしかるべきなので、手術を薦めると思います。
    けれど、外見的な悩みをもっていたら、もっと若い頃に迷わず(どんなに痛くても!)外科的処置を受けていたと思うんですが、私は今の自分の横顔に不満があるわけではないので、下手にいじって、自分が受け入れられない方向に風貌が変わるのも怖いのです。
    何の資料(レントゲン、写真など)も見せることなく、このような質問をして大変申し訳ないのですが、先生は外科手術なしの反対咬合の矯正を行うことに関してどう思われますか?
    やはり、一人でも「手術なしでは噛みあわせが悪くなるだけなので、できない」と言う矯正医が居る以上、そのようなリスクを負ってまで矯正に踏み切るべきではないのでしょうか?
    また、歯を削ること(おそらく、何本も削ることになると思います)と、上の歯だけ矯正するといった案についても、先生の意見をお聞かせいただけませんか?
    お忙しいところ恐縮ですが、ご回答の方、どうぞよろしくお願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    反対咬合を矯正単独で治療するか外科手術を併用した外科矯正で行なうかは顔のレントゲンーセファロや模型である程度決まります。(当院ホームページー検査内容参照)
    ”ある程度”というのは数値上の基準はあるのですがそれはあるひとつの数字ではなく幅があること、および矯正医の考え方や経験がそれに加味されるからです。
    特に後者による差が結構大きいのです。
    たとえばできるだけ理想に近い咬み合わせを目標にしている先生は外科矯正が多くなります。
    ただ単純でないのは、いくら理想を目標にしている先生でも過去に外科矯正でうまくいかなかった経験があったり、外科矯正の経験がなければ当然矯正単独ですることになるでしょう。
    矯正単独でする場合もうまく治療できる知識、技術を持っているかどうかで変わってきます。
    その他にも患者さんの希望をどの程度取り入れるか、これもかなり治療方針を左右します。
    以上のように治療方針を決定する際に影響する因子はかなり多く、10人の矯正医に聞けば10通りの方法があると言われています。
    本題に入りますが、まず外科矯正なしの矯正についてですが許容できる範囲であれば良いと思います。
    では私の考える許容できる範囲とは、歯の移動に無理がない範囲、今の状態より悪い咬み合わせにならない範囲、後戻りの起こらない安定した範囲ということになります。
    前2者は歯の寿命だけでなく、顎関節や筋肉に支障を来すことを避けるため、3つ目は当たり前のことですが、せっかく希望通りになってもすぐに元に戻ったのでは意味がないからです。
    また上の歯だけ矯正してそれから下をどうするかを決めるという選択肢はあり得ると思います。
    ただよほど複雑な問題がある場合を除いて検査をしたあとであれば、先生には歯の動きについては予想はついていると思います。
    あなたに考える時間を与えるために言われたのではないでしょうか。
    歯のエナメル質を少しずつ削ることによりスペースを作る方法はディスキング、スレンダライジング、あるいはストリッピングと呼ばれ、矯正治療ではよく用いられる方法です。

  • 2005年9月19日 青森県弘前市 9歳の女の子

    Q

    9歳の娘が上の歯4本の矯正のため器具を装着致しましたが、下の歯とは違い白くなっていました。白く脱灰した状態だと思いますが元の状態に戻るのでしょうか?

    9歳の娘が上の歯4本の矯正のため器具を装着致しました。
    装着後すぐ歯をみてビックリしました。
    下の歯とは違い白くなっていました。
    無知な私は病院の電気で見ると娘の歯はこんな状態なのかとショックを受け、先生に質問したところ、まれにそんな人がいます、歯ができる過程で何かあったのでしょうとのこと。
    その後、歯のクリーニングのため通院している歯医者に聞いてみたら、器具を装着するときに1度、脱灰させて装着すると言われました。
    白く脱灰した状態だと思いますが元の状態に戻るのでしょうか?
    もともと虫歯になりやすいタイプなので矯正治療したがために虫歯を作ってしまうのでは心配です。
    宜しくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    確かにブラケットという装置を歯に装着する際には脱灰させて歯の表面を凸凹にします。
    これは装置が外れないようにしっかり付けるためです。
    しかし、これは一時的なもので再石灰化が起こり、元に戻ります。
    歯は日常の生活でも脱灰と再石灰化を繰り返しています。
    食事後は細菌が作った酸により歯は溶け、その後唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して回復するわけです。
    もちろん一時的であっても脱灰させるのはできれば避けたいところですが、現時点ではこの方法が一般的になっています。
    歯科医院でのフッ素塗布や家庭でのフッ素洗口などフッ素を利用することによって回復を促すことができますから、できれば主治医の指導の元、お試し下さい。
    (当院ホームページーカリエスリスク検査、お口の健康管理参照)
    また歯の形成不全のため、部分的に白くなっている方もおられます。

  • 2005年9月17日 静岡県静岡市駿河区 8歳の女の子

    Q

    8歳の娘ですが、前歯に隙間があった為歯科医で診ていただいたところ、過剰歯と言われ口腔外科での治療を進められましたが、治療方法が抜歯だけと言われ、どう言ったやり方で抜歯治療するのか、心配です。

    8歳の娘ですが、前歯に隙間があった為歯科医で診ていただいたところ、過剰歯と言われ口腔外科での治療を進められましたが、治療方法が抜歯だけと言われ、どう言ったやり方で抜歯治療するのか、心配です。
    先生の解る範囲で教えていただければ、助かります。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    過剰歯の抜歯、はじめてのことで御心配のことと思います。
    私は口腔外科医ではありませんので詳しい術式を説明することはできませんが、分かる範囲でお答えさせて頂きます。
    まず、レントゲン上で歯の位置を確認します。
    位置によってどこから歯茎を切開していくかが決まります。
    メスで歯茎を切開した後、歯の周りの骨を削りとってから歯を取り出します。
    歯を取り出した後は歯茎を糸で縫合します。
    簡単に言うとこういう手順になります。
    私は何度も埋伏した過剰歯の抜歯を依頼していますが、今まで大きな問題が起こった経験はありません。
    経験豊富な口腔外科医ならまず心配ありませんのでご安心下さい。

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