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2005年09月

  • 2005年9月15日 兵庫県神戸市西区 14歳の女性

    Q

    私は開咬とすきっぱなんですけど、矯正は保険でやすくなったりしませんか?

    私は開咬とすきっぱなんですけど、矯正は保険でやすくなったりしませんか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    保険が適用になるのは唇顎口蓋裂など先天的な咬合機能異常か顎変形症に限られています。
    開咬の場合は骨格に問題があれば顎変形症と診断できるかもしれませんが、外科手術が前提となることを忘れないで下さい。
    費用等についてはお悩み相談ー2月5日分を参考にして下さい。

  • 2005年9月14日 北海道札幌市南区 29歳の女性

    Q

    上の前歯2本が真ん中にへこんでいて、横から見ると出っ歯に見えます。その前歯2本だけを矯正したいのですが、どのくらいの値段がかかるでしょうか?

    上の前歯2本が真ん中にへこんでいて、横から見ると出っ歯に見えます。
    その前歯2本だけを矯正したいのですが、どのくらいの値段がかかるでしょうか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    写真を拝見しますと前歯2本がねじれているために出っ歯に見えるというよりもその両隣の歯が内側に入っているために出っ歯に見えるのではないでしょうか。
    どうしても隣の歯と段差があると前にある歯は出ているように見えてしまいます。
    ですから部分矯正でも基本的に2本ではなく、4本の歯を並べることを目標に治療をしないと2本の前歯が出た感じは変わらないと思います。
    4本の前歯を並べるためには、まず内側の2本の歯を前方に出せるだけのスペースを作る必要があります。
    方法としては上顎の歯列を横に拡げるか、前歯4本あるいは犬歯を含めた6本の歯を少し削ることが考えられます。
    ただ、前者は下の歯列とのバランスが悪くなる、後者は歯を削る必要があることが問題点です。
    また、歯はいったんきれいに並んでも元に戻ろうとします。
    前歯2本だけを並べるのはもちろん上述した4本の前歯を並べる方法でも安定度という観点からいささか不安があります。
    なぜなら前歯の咬み合わせがすこし浅いからです。
    一般的に上下の咬み合わせが浅い場合は後戻りが起こりやすいのです。
    もちろん骨格のタイプや前歯の角度、位置などによっては安定することもあります。
    専門医において検査の上、特に矯正後の安定度の問題も含め、部分矯正が可能か判断してもらって下さい。
    簡単に治ってもあっという間に元に戻ってしまっては治療した意味がなくなってしまいます。
    費用については検査結果がないため、あくまでも目安ですが当院では部分矯正が可能なら総額で30万円程度になると思います。

  • 2005年9月13日 宮崎市大塚町 29歳の女性

    Q

    歯並びが悪く矯正を考えていますが、歯を抜かなくてはだめな場合と、削る場合の違いはなんでしょうか?

    現在、歯の矯正を考えており、ご意見を伺えたらと思い送りました。
    数日前、歯がしみるので虫歯かと思い歯医者にいったのですが、虫歯ではなくかみ合わせによる痛みだといわれました。
    たしかに歯並びが悪く、上下とも歯が重なり合っているところがあります。
    上の前歯は、口を閉じた状態でも、うっすら外から出て見えます。
    先日歯医者では、治療法としてかみ合わせの改善のために歯を削っていくのがいいと勧められました。
    十年前、歯の矯正の相談で歯医者に行ったところ、上下あわせて4本抜かなくてはいけないとのことでした。
    今回は、抜かずに削るということですが、歯を削るということに抵抗を感じます。
    歯石取りに定期的に通っているのですが、歯の根元辺りに黒い線が入りはじめました。
    削ったことによって、エナメル質を傷つけ歯が弱くなっているのではないか心配しています。
    歯を抜かなくてはだめな場合と、削る場合の違いはなんでしょうか。
    削る矯正・抜く矯正、それぞれ費用・時間はどのくらいかかるものでしょうか。
    ご意見を伺えたらと思います。
    よろしくお願いいたします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    お尋ねの”歯を抜かなくてはだめな場合と、削る場合の違い”は一言で言いますと歯を並べるために必要なスペースの違いということになります。
    4人掛けのベンチに5人が座ろうとしていると考えて下さい。
    1人に諦めてもらうのが歯を抜く方法で、みんなにダイエットしてもらい5人全員で座るのが歯を削る方法ということになります。  後者はディスキング、スレンダライジング、あるいはストリッピングと呼ばれ、矯正治療においてよく知られた方法です。
    普通は必要なスペースが大きければ歯を抜く方法になります。
    当然同じ状態の歯並びであれば抜く方法と削る方法では治療の結果に差が出てきます。
    具体的には抜く方法をとった方が前歯を後方に引っ込めることができます。
    それら以外にもベンチのサイズを大きくする方法もありますが、成人の方で歯が出ているケースでは難しいかもしれません。(当院ホームページー非抜歯治療参照)
    それぞれの費用、時間については治療の難易度によって変わります。
    現在の状態、治療目標によってどちらの方法をとる方が難しい治療になるかわかりませんので正確にはお答えできません。
    必ずしも削る治療の方が簡単とは限らないのです。
    おおまかな費用は当院ホームページー矯正費用を参考にして下さい。
    どのような理由で歯を削る治療を選択されたのかを聞き、納得された上で治療を開始された方がよいでしょう。

  • 2005年9月12日 静岡県菊川市 34歳の女性

    Q

    7歳男子なのですが、下顎が、大人ぐらいのおおきさがあるが、上顎は年齢よりも小さく発達していない。成人してから外科的治療を年頭に矯正するのが良いのでは。といわれましたが、手術しなくてもいいように今から矯正を行えますか?

    7歳男子なのですが、矯正治療の初めにレントゲンなどの検査を行ったところ、母親も受け口で小児のときに矯正治療をおこなっていて、本人の下顎が、大人ぐらいのおおきさがあるが、上顎は年齢よりも小さく発達していない。
    男子のため今後下顎の発達が著しく小児からの矯正治療では期待どうりにならない可能性が高いので、成人してから外科的治療を年頭に矯正するのが良いのでは。といわれましたが、データを見てこのように判断することは専門家の間ではよくあることですか。
    矯正は早いほうがいい、というのとはあまりに違うので驚いています。
    費用の面からすると無駄がないともいえますが、手術しなくてもいいように今から矯正を行っていくということはできないものでしょうか。
    将来手術となると現在治療をすると言うことは、手術前後の治療を難しくすると言われました。
    どうぞ先生の意見をお聞かせください。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    矯正治療は治療開始の年齢から見た場合、早期治療と永久歯列期の治療に分類されます。
    骨骼性の受け口ではさらに成長が止まってから行なう外科矯正の可能性があります。(当院ホームページー早期治療、永久歯列期の治療、外科矯正参照)
    確かに治療期間で比較すると永久歯列期の治療あるいは外科矯正の方が早期治療に比べ、格段に勝っています。(お悩み相談ー2月11日参照)
    今治療をせず、様子を見ることにしたら将来必ず外科矯正になるとは限りません。
    矯正単独で治療するか、あるいは外科矯正で治療するかということに関しては、昔はどうしても外科矯正をしたくないという患者さんが多かったこと、外科矯正をしても現在のようなレベルまで治療結果を出せなかったことなどが理由で矯正単独の治療を選択する患者さんが多かったようです。
    しかし、近年は外科矯正を積極的に希望する患者さんが増えてきました。
    これはほとんどが成人の患者さんですが、歯並びだけでなく顔貌を変えることができるのが大きな理由だと思います。
    それと保険が適用できるため費用が安く済むということも大きいかもしれません。
    私も成人の患者さんであれば、骨格性の受け口の場合は、無理に歯の移動だけで治すより、外科矯正で治すことを勧めることが多くなりました。
    問題は子供の場合です。
    早期治療では骨格の改善を主に行ないます。
    上顎の成長が悪い場合は成長を促し、下顎の成長が大きい場合は成長の方向を変えたり、抑制を行ないます。
    特に上顎の成長の抑制は年齢が低い時期にしかできません。
    上顎の成長は早い時期に止まってしまうからです。
    最も効果的な治療ができる時期に何もせず、放っておくということは治療の可能性を閉ざしてしまう事になります。
    もちろん早い時期から治療を開始しても、装置を使わなかったり(各種装置の紹介ー受け口に使用する装置参照)、下あごの成長があまりにも大きかったりするとやはり外科手術になってしまう可能性があります。
    多くの方はここで悩みますし、それは当然のことだと思います。(お悩み相談ー5月16日参照)
    また矯正治療単独で治す場合と外科矯正で治す場合では前歯の傾きを正反対にすることになるため、現在診て頂いている先生はそのことを「手術前後の治療を難しくする」と表現されたのでしょう。(お悩み相談ー4月7日参照)
    私の経験上、お子さんの治療に関しては早期治療を希望する保護者の方が圧倒的に多いのが現状です。
    できることなら、外科手術は避けたいと考えるのが一般的です。
    お子さん、およびお母様の現在の状態がどの程度であるのか把握しておりませんので一般的なことしか言えませんが、7歳で外科矯正を勧めるのは稀なことだと思います。
    よほど大きな骨格的問題があるのでしょうか?
    この点をもう一度説明してもらった上で納得のいく方法を選択されたらどうでしょうか。

  • 2005年9月11日 岡山県新見市西方 38歳の女性

    Q

    10歳になる息子の前歯(上)についてです。真ん中から2番目の永久歯が、縦向き(横向きが正しい生え方とした時)にはえてきています。既に半分くらいはえてきています。これを矯正することは可能でしょうか?

    10歳になる息子の前歯(上)についてです。
    真ん中から2番目の永久歯が、縦向き(横向きが正しい生え方とした時)にはえてきています。
    既に半分くらいはえてきています。
    これを矯正することは可能でしょうか?
    回答の程、宜しくお願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    歯がねじれて生えてきたことを心配されているようですがご安心下さい。
    矯正治療できれいに治ります。
    基本的に4本の前歯が生えた時点で歯の表面にブラケットという装置を付け、それに細いワイヤーを通してその弾力を利用して歯を動かします。
    他にも方法はありますがこれが早く、確実だと思います。
    ただしねじれた歯がかなり内側から生えてきたり、下の前歯に当たっている場合はリンガルアーチなどを使っていったん歯を前に出してからブラケットをつける方法に移行します。
    この場合は歯が生えきるまで待つのではなく、早く始めた方が良いでしょう。
    注意すべきことはねじれた歯は後戻りが起こりやすいため、きれいに並んだ後もしばらく装置を付けたままで安定するまで様子をみる必要があることです。
    まずは専門医に現在の状態を診てもらい、詳しい話を聞かれることをお勧めします。
    同様の質問にお悩み相談ー2月10日分でもお答えしています。
    御覧下さい。

  • 2005年9月7日 兵庫県神戸市 24歳の女性

    Q

    中学生の頃から大体10年ぐらい通院してるのですが、こんなにも治療期間はかかるものなのでしょうか?少し先生にも不安があって、他の医院に乗りかえたいな・・・とも思ってるのですが、そのようなことは可能なのでしょうか?

    広瀬先生、こんにちわ。
    近年から矯正についての悩みがありまして、是非ご相談させていただきたく、メールさせていただきました。
    私は中学生の頃から治療を始めて、今も同じところにずっと通っています。
    大体10年ぐらい通院してるのですが、こんなにも治療期間はかかるものなのでしょうか?
    矯正の治療は器具をつけてほぼ完治しました。
    その後歯の裏に矯正の器具を付けましたが、食事中に取れてしまい、先生に見せましたが、もう付けなくなりました。
    そんなものなんでしょうか?
    それから少し2本ぐらい動いてしまいましたが、先生は特に治療することもなく、今までずっと定期検査で通ってます。
    2~3年前に月1ではなくなりましたが、それまでは終わった後も月に一度、必ず通って料金も払ってました。
    噛み合わせを見てるようでして、確かにそれはとても大切なことなんですが、なんだか無駄に治療期間を延ばされてるような気がして、不安になってます。
    周りに別のところで矯正をした友人は、すすぐに終わってしまったようだし、まだ行かなきゃならない、という思いがずっと不安になってます。
    また、少し先生にも不安があって、少し偉そうな口をたたかれたり、矯正期間のことを尋ねると、曖昧だったりします。
    もし変えれるなら、他の医院に乗りかえたいな・・・とも思ってるのですが、そのようなことは可能なのでしょうか?
    また、もし乗りかえられても、治療費というのは一からたくさん払わなければならないのでしょうか?
    本当に思い悩んでます。
    お忙しいとは思いますが、どうかアドバイスをお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    通常矯正治療の期間は永久歯が生えてからすべての歯にブラケットを付けて約2~3年です。
    その後保定期間がさらに2~3年かかるのが一般的です。
    ただし、受け口の治療は下顎の成長が止まるのを待ってから仕上げの治療に入るためもっと期間がかかります。
    もちろん受け口以外の場合でも治療の難易度が高いと期間がかかることがあります。
    難易度の高い患者さんの治療をどこで終わるかは担当の先生の考え方、性格、患者さん自身の要望に左右されます。
    見切りの早い先生はここまでで限界と考え、通常の治療期間が経ったら終了にするでしょうし、この方法がだめなら次の方法でと少しでも良い結果を求める先生はさらに治療を継続することになります。
    また、あなたが歯の裏に付けていた装置は保定装置だと思われます。
    私は保定装置はほとんど取り外し式のものを使用していますが、後戻りが特に起こる可能性が高い時だけ、さらに歯の裏側から固定式のワイヤーでとめるようにしています。
    保定期間中は一年に3回ほどのペースで観察を行ないます。
    そして咬み合わせの状態をチェックして必要があれば咬合調整と呼ばれる咬み合わせの調整を行ないます。
    また、取り外しの可能な保定装置は歯並びの安定度をみながら、使用時間を減らしていきます。
    あなたのように後戻りが起こった場合は、程度により、再度装置をつけて再治療を行ないますが、普通装置を付けるのは一部の歯だけで期間も半年以内です。
    費用は調節料のみを頂いています。
    ただし、保定期間中に定期的に来院されなかった場合や治療後、かなりの期間が経っている場合は基本料金をいくらか請求させて頂いています。
    後戻りに関しては気にされる方と気にされない方の差があるため、基本的に患者さんの気持ちをお聞きしてから再治療をするかどうかを決めるようにしています。
    治療を他の医院に移ってすることは可能だと思いますが、費用についてはあなたの現在の歯並びの状態、各医院の料金体系によって変わるためなんとも言えません。
    本来であれば今まで見て頂いた先生に再治療をしてもらうのが最も良いのですが、どうしても無理な場合は複数の専門医に診てもらい、今後の対処を相談されてみてはどうでしょう。

  • 2005年9月4日 兵庫県川西市丸山台 27歳の女性

    Q

    スキッパで悩んでいます。見える部分に各3ミリくらいだんだん隙間があいてきてみっともないです。どの方法で直したらいいでしょうか?先生教えて下さい。

    スキッパで悩んでいます。
    下の歯が真ん中から5本目左右に1本ずつ永久歯がありません。
    ひとつは虫歯で抜け、もうひとつは生まれつきありません。
    見える部分に各3ミリくらいだんだん隙間があいてきてみっともないです。
    親知らずもまだあります。
    前歯もなぜか真ん中に隙間が3ミリくらいあいてきました。
    どの方法で直したらいいでしょうか?
    合計費用等先生教えて下さい。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    普通5本目の歯(第二小臼歯)が無い場合、第一小臼歯より前方の歯は隙間に向かって後ろに倒れていき、後方の大臼歯は逆に前に傾いていきます。
    その結果、本来なかった部位にも隙間ができてくることになります。(お悩み相談-12月12日参照)
    隙間を閉じていく際の治療のゴールは、隙間のある下の歯列だけを見て決めるのではなく、上の歯列との噛み合わせを考慮して決めることになります。
    現在の噛み合わせの状態を拝見しておりませんので治療内容に関しては正確にお答えすることはできません。
    しかし、方針としては隙間を前後の歯を移動することにより、完全に閉鎖してしまうか、それが無理なようなら第二小臼歯の部分だけに歯のサイズに相当する隙間を残した上で補綴処置(ブリッジやインプラントなど)をするかのどちらかを選択することは間違いないと思います。
    またすべての隙間を完全に閉じてしまう場合は、上の歯を二本抜歯することも考えられます。
    その理由は、上下の歯の本数を一致させた方が良い噛み合わせを得ることができる場合が多いからです。
    矯正費用については当院ホームページ-矯正費用を参考にして下さい。
    一度矯正専門医に実際に歯の状態を見てもらい意見を聞かれることをお勧めいたします。

  • 2005年9月1日 兵庫県宝塚市大吹町 47歳の女性

    Q

    下顎が出ている形の受け口ですが、外科的な手術などで下顎を削るなどの治療は出来るのでしょうか?

    下顎が出ている形の受け口ですが、小学校の頃矯正をして一時は直ったのですが、外すのが早かったのか戻ってしまいました。
    現在前歯6本以上差し歯にしており矯正器具もはめられないと思います。
    外科的な手術などで下顎を削るなどの治療は出来るのでしょうか。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    装置をはずした後に下顎の成長があったために後戻りが起こったのかもしれませんね。
    骨格性の受け口を矯正単独で治したのであれば、現在あなたの上の前歯は前方に、下の前歯は後方に傾斜している状態だろうと思われます。
    外科手術を前提に治療をするのであれば、術前矯正でまず前歯の傾きを正常な状態にしなければなりません。
    その際、差し歯に装置を付けることは可能ですので心配はいりません。
    さらにもし差し歯が上の前歯を前方に出す目的でされたのであれば、歯根と歯冠の位置関係が不自然になっているかもしれません。
    その場合は程度が大きいようなら作り替える必要があります。
    もちろん検査をし、上顎と下顎のずれの程度や前歯の角度などを調べた上で治療方針は決まります。
    同様の質問に対して以前にもお答えしていますので参考にして下さい。(お悩み相談-4月7日、4月21日、5月1日分)

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