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2007年03月

  • 2007年3月27日 兵庫県神戸市 27歳の女性

    Q

    顎がしゃくれているのは下の歯の歯並びの矯正で治るのでしょうか?

    顎がしゃくれているのは下の歯の歯並びの矯正で治るのでしょうか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    「顎がしゃくれている」という表現から推測しますと歯並びの改善だけでは限界がありそうです。
    上顎の後退や下顎の過大が原因なら、外科手術を併用した外科矯正が必要になるかもしれません。(当院ホームページ-外科矯正参照)
    矯正専門医院にて診てもらい、くわしい話を聞かれることをお勧め致します。

  • 2007年3月23日 兵庫県神戸市 14歳の女の子

    Q

    中学2年生の女の子ですが、小学校6年生から矯正をはじめました。ほぼ矯正は終わりましたが、上の前歯と下の前歯がほぼ同じ位置にある事に気づきました。今後どのような治療を選択すれば良いでしょうか?

    中学2年生の女の子ですが、小学校6年生から矯正をはじめました。
    上、下の前から4番目の歯を4本抜くように言われましたが、父親、祖母や祖父の反対で一番奥の奥歯を上の2本抜いて、親知らずをきちんと手入れして生かしましょうということで、ほぼ矯正は終わりましたが、上の前歯と下の前歯がほぼ同じ位置にある事に気づきました。
    私や主人の歯は上の歯が、下の歯の前にかぶさっているので先生にそのことを質問しましたら、下の歯を削るのがよいと言われました。
    上と同様に奥歯を抜くかあるいは親知らずを抜くほうが、まだ削るよりいいのではと思い(削ると歯の根もとが黒くなったりすると聞きましたし、何本も歯が傷つくことに抵抗があったので)お話しましたが、削ったほうが歯はかえって強くなるし、うちの子供の場合は抜くより削るほうがより理想の形になると言われました。
    父親は削ることには反対なので、迷っていましたら、床矯正の話を聞き先生のお名前を知りました。
    今通っている先生のおっしゃるように削るほうがよいのでしょうか?
    いまからでも床矯正に変更することはできますでしょうか?
    また、現在上下の歯の数が違いますが、このままでもよいのでしょうか?
    よろしくお願いいたします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    専門的に診て小臼歯4本の抜歯が良いと思われる場合でも、どうしても患者さん本人や保護者の方が拒否されると私たちは抜かない方法をとるしかありません。
    あらゆる引き出しを使ってなんとか良い結果を出そうとがんばるわけです。
    その引き出しの中には、小臼歯以外の歯を抜く方法や歯を削る方法があります。(当院ホームページ-非抜歯治療参照)
    娘さんの場合は、具体的には下顎の親知らずを抜歯して下顎の歯列全体を後方に移動するか、下顎前歯を削ってスペースを作り、前歯だけを後方に移動するかのどちらかになるでしょう。
    どちらが良いかについては、現在の娘さんの咬み合わせの状態によって決まりますので、推測で答えることは控えさせて頂きます。
    また前者の治療法を床装置で行うことは無理です。
    後者は理論上は可能ですが、やはり歯の表面にブラケットをつけ、ワイヤーの力で行う方が確実でかつ現実的だと考えます。
    最後の歯の本数の違いについては、親知らずが生えて、第2大臼歯の代用になれば心配はいりません。
    治療法の選択については、主治医にもう少し具体的な理由を尋ね、納得した上で決め、治療を受けられることをお勧め致します。

  • 2007年3月20日 兵庫県神戸市 48歳の男性

    Q

    矯正において、正しい額の位置や中心線の位置を決める場合、他の医療技術のように、多くの検証を通して確立されたセオリーのようなものがあるのでしょうか?

    前回の相談に対して、的確でご丁寧な回答をいただき、本当に有難うございます。悩みが軽減できて、救われるような想いです。
    今回のご相談ですが、矯正において、正しい額の位置や中心線の位置を決める場合、他の医療技術のように、多くの検証を通して確立されたセオリーのようなものがあるのでしょうか?
    または、諸説、諸流儀が乱立しているような段階なのでしょうか?また、これからさらに発展していく余地があるのでしょうか?
    矯正を始める時期等を判断する上で、大切な情報となります。お答えいただけたら本当に有難く思います。
    よろしくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    下顎の位置の決定法には、歯科医が患者さんの下顎を誘導するドーソン法やマイオモニターという装置で患者さんの咀嚼筋を電気刺激することによって生理的下顎位を得る方法があります。
    またスプリントやバイトプレートと呼ばれる、マウスピースのようなものを装着し、調節を繰り返すことにより正しい下顎位を見つけていく方法もあります。
    その他にも様々な方法が行われていますが、どの方法も歯科医の技術、知識、経験によって左右されます。
    最近ではコンピュータによって下顎運動を解析する機械もありますが、そのデータを読み取って評価するのは人間ですからやはり歯科医の能力次第と言えるでしょう。
    ちなみに当院ではパワーセントリック法という方法で下顎位を決め、模型を咬合器に装着して顎関節のずれを診ています。補助的に正面からの顔のレントゲン写真(正面セファロ)と顎関節のレントゲン写真や筋肉の触診等の検査をしています。
    この方法も咬み合わせが原因で下顎の偏位がある場合は、ある程度本来の下顎位を見つけることができるのですが、顎関節そのものに異常がある場合はどうしても限界があります。
    近い将来に誰でもが、正確に下顎位を決めることができる方法が発見されることを一番望んでいるのは、われわれ歯科医かもしれません。

  • 2007年3月17日 茨城県つくば市 10歳の女の子

    Q

    子供は10歳で、前歯がすきっぱで、いつも口が開いています。かかりつけの歯科で、舌の矯正をした方がいいと言われました。本当に舌の矯正は効果があるのでしょうか?

    子供の舌の矯正のことでお聞きしたいのですが 宜しくお願いします。
    子供は10歳で、前歯がすきっぱで、いつも口が開いています。
    かかりつけの歯科で、舌の矯正をした方がいいと言われました。
    舌の位置が悪いから、このままでは歯並びが綺麗にならないし、歯の矯正をしたとしても、舌の位置を治す舌の矯正をしてからじゃないと、歯の矯正が成功しないということでした。
    舌の矯正が成功すれば、歯の矯正をしなくても済む可能性もあるということでした。
    舌の矯正という言葉をはじめて聞きました。
    本当に舌の矯正は効果があるのでしょうか。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    舌の矯正とは、舌のトレーニングのことを指していると思われます。
    これはMFTと呼ばれるもので、舌だけではなく口の周囲の筋肉も対象にしています。(当院ホームページーMFT参照)
    具体的には、舌の正しいポジションや物を飲み込む時の舌の正しい使い方を覚えたり、口の周りの筋肉を鍛えて引き締まった口元にすることを目標にしています。
    当院では矯正治療の補助的手段として取り入れています。
    効果に関しては、しっかりとやればもちろん効果はあります。
    中途半端にやっても効果は薄く、年齢の低いお子さんの場合は、保護者の方にもトレーニングの仕方を覚えていただき、家で繰り返す必要があります。
    スムースに進む場合でも1年ぐらいはかかります。
    詳しい内容については主治医にお尋ね下さい。

  • 2007年3月13日 兵庫県三田市 48歳の男性

    Q

    4年ほど前、右上奥の最後の親知らずを抜歯した後、それまでそろっていた上下の前歯の中心線が5mm~1cmほど下側が右にずれています。どのように動いたと理解すればよいのでしょうか?

    4年ほど前、右上奥の最後の親知らずを抜歯した後、それまでそろっていた上下の前歯の中心線が5mm~1cmほど下側が右にずれています。どのように動いたと理解すればよいのでしょうか?(下の右第1?小臼歯は20歳頃に抜歯しているので、その部分の両側の歯はそこへ倒れ込んでいます。)
    この噛み合わせでは右顎が深すぎて苦しいので、最近は意図的に前歯の中心線をそろえて噛んでいます。
    その結果、右が浮き、左の片側噛みとなって、左の歯が破損するという状態になっています。
    対策として、倒れこんでいる右下の歯を起こして間を広げ、そこにインプラントなどの義歯を入れてから、歯列を真ん中に戻していくとよいように思うのですが、いかがでしょうか?
    よろしくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    親知らずの抜歯後上下の中心線が5mm~10mmずれたとのことですが、このずれの大きさは尋常ではありません。
    どれほどの期間でここまでずれたかにもよりますが、単純に歯が移動したと考えるより、下顎が右へ偏位したとみる方が自然です。
    そうだとするとあなたの言われる方法は選択肢の一つとして妥当な方法だと思います。
    まず、正中を一致させた時の下顎の位置が正しい位置かどうかを診断してもらうことをお勧め致します。

  • 2007年3月10日 北海道札幌市 16歳の男の子

    Q

    私は下顎前突に悩んでいて、今、歯の矯正を行って下の歯を後ろに下げるようにしているのですが、最近になって顎が出っ張ってきていることが目に付くようになってきました。

    私は下顎前突に悩んでいて、今、歯の矯正を行って下の歯を後ろに下げるようにしているのですが、最近になって顎が出っ張ってきていることが目に付くようになってきました。
    これを直す方法として顎きりと矯正を併用していくのではなく、歯を矯正で後ろに下げて正常な位置に動かし、顎削りをして外見を整えるということを考えついたのですが、これは可能なのですか?また顎削りでどのくらいまでなら削ることができ、顎の形はどのようになるのでしょうか。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    下顎前突の外科手術は下顎全体を引っ込め、さらにバランスをとるためにあごの先(オトガイ)を前方に出す術式が一般的です。(当院ホームページー外科的矯正治療その1参照)
    あなたの言われる「あご削り」というのがどういうことを指すのかが文面からは把握しにくいのですが、もしあごの前面の表層部を削ることだとすると、それは一般的な方法ではありません。
    しかし、あごの先を切断して短くしたり、引っ込めたりすることは可能です。
    あなたの言われる方法が可能かどうかは、口腔外科医あるいは形成外科医に実際に診てもらい意見を聞かれることをお勧め致します。

  • 2007年3月7日 京都府 21歳の女性

    Q

    矯正が終了してから段々と顎が左にずれて、歯2分の1本分ぐらい左になってしまっています。前歯で噛み切ることが難しいし、首や肩も痛くなります。この状態を改善するためには外科で顎の骨を切ったりするしかないでしょうか?

    はじめまして。
    私も小さい頃に矯正をしていました。
    もともと受け口で、下あごが出ていましたし歯並びも悪かったんです。矯正が終了する頃には一応歯並びはキレイになり、ギリギリ受け口ではなくなりました。
    でも矯正が終了してから段々と顎が左にずれて、歯2分の1本分ぐらい左になってしまっています。前歯で噛み切ることが難しいし、首や肩も痛くなります。
    この状態を改善するためには外科で顎の骨を切ったりするしかないでしょうか?
    左ばかりで噛んでいたことが原因なのかな・・・と思ったりしています。
    それに、顎関節症のような感じです。口を大きく開けると左の顎の骨がゴリゴリいいます。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    文面から推測しますと骨格的な問題がありそうですね。
    ずれの程度にもよりますが、ずれが大きいようなら外科矯正の適用になるかもしれません。
    また左だけで噛んでいたとのことですが、できれば左右バランスよく噛むようにして下さい。
    あごは噛む方にずれていき、ずれた側の顎関節が悪くなるという傾向があります。
    まずは外科矯正をしている矯正歯科専門医院で診てもらうことをお勧め致します。

  • 2007年3月3日 埼玉県越谷市 24歳の男性

    Q

    自分は滑舌が悪くとても悩んでいます。滑舌を良くするには外科的手術をして歯並びと顎を治したほうがいいのでしょうか?

    自分は滑舌が悪くとても悩んでいます。
    下の歯が普通の人より一本少なくかみ合わせが過蓋咬合のせいなのか、舌が下の歯に圧迫されてとても窮屈で声が前に出ず、喉の奥の方で発音されている状態で、友達と普通にしゃべっているだけでと喉がスグにかれてきてしまいます。あと、口を開けると右顎がカクッと鳴ります。
    滑舌を良くするには外科的手術をして歯並びと顎を治したほうがいいのでしょうか?お返事待っています。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    滑舌の悪さにお悩みのようですね。
    確かに歯列の狭窄があることによって舌房が狭かったり、上下前歯の咬み合わせによっては発音が悪くなることがあります。
    しかしそれ以外にも舌や口唇の動き、口の開け方など様々な原因が考えられます。
    一足飛びに外科手術を考えるのではなく、滑舌の悪さに関しては言語療法などを試してみることも選択枝のひとつとして考慮されてはいかがでしょう。外科手術をしても改善するとは限らないからです。
    また、あごが鳴るのは顎関節症の症状のひとつですが、それ以外の生活に支障のあるような問題がなければ、あえて治療の必要はないと考えます。

  • 2007年3月1日 兵庫県 22歳の女性

    Q

    私は口を大きく開けると、カクッと音が鳴り、ゆっくりあけてみると骨の付け根が右左と順番にあいています。そして、写真を撮るとよく分かるのですが、口が歪んでいて写真を撮るときなど気になって仕方ありません。

    私は口を大きく開けると、カクッと音が鳴り、ゆっくりあけてみると骨の付け根が右左と順番にあいています。
    そして、写真を撮るとよく分かるのですが、口が歪んでいて写真を撮るときなど気になって仕方ありません。
    一度歯科に相談すると、筋肉を緩める薬を飲んでまっすぐ口をあける訓練をすすめられたのですが痛くてまっすぐにはあかず断念してしまいました。
    もうひとつの所では、矯正か顎を一度はずしてはめなおすしかない。と言われました。
    何かよい方法はないでしょうか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    カクッと音が鳴るのは、顎関節症の症状のひとつです。
    治療法としては、あなたの受けられた薬物療法や運動療法以外にもスプリントという装置を使う方法や外科的手術を行う方法があります。
    普通外科手術は最後の手段ですが、「口が歪んでいる」とのことですので、外科手術を併用した矯正治療も治療法として有力かもしれません。その場合、骨格的な歪みが大きいようでしたら、保険が効く可能性があります。
    一度診せて頂ければ、もう少し的確な話ができると思います。

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