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2016年08月

  • 2016年8月23日 大阪 30歳 女性

    Q
    7歳になる娘の生え変わりについて、ご相談させてください。
    元々、下顎の右側の1.2番が癒合歯でした。
    生え変わりの時期を迎え、まず下顎の左の一番が抜け、その後、癒合歯の裏から1番の永久歯が生えてきていまい、癒合歯のためなかなか抜けず抜歯をしました。(2番の歯はまだ生えてきておらず、レントゲンで永久歯は確認できていますが、まだまだ出てきそうにはなさそうでした。この癒合歯の後ろからでてきた右の1番の永久歯の歯が少し斜めに生えており(隙間が開いています)もしかしたらこの斜めに生えているのが原因で、2版の永久歯が出てきにくい可能性もないとはいえないようです。様子をみております)
    最近になり、下顎の左の3番(犬歯とよぶのでしょうか‥)の歯の色が薄いグレーになり、またグラつきもあったため、本日かかりつけ医にて診察をしたところ、下顎、左側の2番の永久歯が少し斜めに生えてきてしまい、グラついている3番の下にすこしかかってしまったため、3番の乳歯が溶け始め抜けかかっているとの事でした。このままでは2番の永久歯の歯並びが上手くいかないとの事で、本日ぐらついて抜けかかっていた3番と、本来抜けなければいけなかった2番を抜歯し、1ヶ月後に再度診察ということで、帰宅しました。
    上顎は全くまだ、生え変わっておりません。
    現在通っているかかりつけ医とは、1ヶ月後にまた相談をするつもりではおりますが、歯の生え変わりがあまりにも、スムーズに行かない‥また、現在2本分の歯がないままで、しかも真っ直ぐには生えてきていないようなので、とても不安でいっぱいです。
    早めに矯正歯科へ連れて行ったほうがいいのでしょうか…それとも現在通っている歯科医と共に様子を見るべきなのでしょうか…。
    わかりにくい内容で本当に申し訳ないですが、アドバイス等いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
    A

    ご相談のメールありがとうございます。
    大まかな状態は文面から読み取ることができましたが、それぞれの歯の位置関係や傾きの程度の詳細がわかりませんので、一般的な叢生症例(でこぼこ)に対する治療法について説明致します。
    この時期に永久歯の生えるスペースを見るときは、前歯だけに注目するのではなく、左の第1大臼歯から右の第1大臼歯までの12本の永久歯が収まるスペースの有無をチェックすることが大切です。
    スペースがぎりぎりであれば、必要に応じてスペースを確保する装置を歯につけることもあります。これは乳歯から永久歯への生え変わりの際にスペースが失われることを防ぐためです。
    さらにスペースが不足している場合は、歯列を側方に拡げるなどの処置も必要になるかもしれません。
    また乳歯の安易な抜歯はスペースをなくすこともありますから、上記の状態を把握した上で処置することが大事です。
    もちろん下の歯だけをみるのではなく、上の歯との咬み合わせをチェックしながら治療を進めていくことが重要なのは言うまでもありません。
    ご心配でしたら早期治療を積極的に行なっている矯正専門医にみてもらうことをお勧め致します。
    広瀬矯正歯科院長 広瀬豊

  • 2016年8月21日 神戸市垂水区 8歳 女性

    Q
    息子(8歳男)がテニスをしているのですが、下あごが小さく、前歯付近しか抜け替わっておらず、その前歯付近も一部は永久歯と縦並びに生えている状態です。ただきれいにするというより、テニスを続けていくうえで必要な治療をして頂きたいと考えています。スポーツ選手用の対応は可能でしょうか。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    下あごが小さい場合は、下あごの成長を促すような方針で治療を進めることが多いのですが、このような治療は結果的に気道を拡げる効果があると言われています。
    気道が拡がることは、呼吸にもよい影響があります。
    ご質問の「スポーツ選手用の対応」という特別な治療はありませんが、矯正治療をすることによってしっかり噛めるというだけではなく、呼吸という生きる上で最も大切な機能を高めることができます。
    それはスポーツ選手にとって、パフォーマンス向上にも繋がると考えます。

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