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2005年10月

  • 2005年10月28日 新潟県燕市 20歳の女性

    Q

    上顎の右の側切歯が、スペースがたりないのかねじれた状態になってしまいました。写真を見ると、下顎もがたがたですね。写真でわかる限り、私にはどのような治療(抜歯の有無など)になるのか教えていただければ嬉しいです。

    はじめまして。
    上顎の右の側切歯が、ねじれています。
    乳歯が抜けない頃に、乳歯よりも奥側に歯が生えてきてしまい、歯科では乳歯が抜ければ自然と前に出てくると言われたのですが、スペースがたりないのかねじれた状態になってしまいました。
    もともと中切歯が大きいので、横から見るとビーバーのように…。
    写真を見ると、下顎もがたがたですね。
    写真でわかる限り、私にはどのような治療(抜歯の有無など)、治療年数、費用がかかるのかを教えていただければ嬉しいです。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    送って頂いた写真を拝見致しますと特に下顎のがたがたの程度が大きいようです。
    これは歯列が狭窄しているためです。
    写真では臼歯の咬み合わせが確認できませんが、上下歯列の幅がかなり違うため、しっかりと噛めていないのではないでしょうか。
    治療法としては下顎の歯列の左右への拡大が必要でしょう。
    本来の幅まで拡大することにより、スペースもでき、小臼歯を抜歯しなくてもきれいに並ぶと思われます。
    ただ、写真だけでは前歯の正確な位置や角度、上下の大臼歯の位置関係がわからないこと、顔の写真からはやや口元が出た印象を受けることなどから、小臼歯4本の抜歯という選択肢も考えられます。
    治療期間は2年から3年。
    費用は当院ホームページー矯正費用を参考にして下さい。
    矯正専門医で実際に状態を診てもらい、さらに詳しい話を聞かれることをお勧め致します。

  • 2005年10月27日 沖縄県那覇市国場 2歳の女の子

    Q

    2才になる娘がいますが 常に口が開いています。開咬のような気がします。奥歯が生えそろうまで様子を見ましょうと言われましたが私たち親がしてあげられる事などあれば教えていただけませんか?

    2才になる娘がいますが 常に口が開いています。
    いろいろ調べましたが開咬?のような気がします。
    奥歯はかめていますが前歯では物が噛めません。
    奥歯が生えそろうまで様子を見ましょうと言われましたが私たち親がしてあげられる事などあれば教えていただけませんか?
    おしゃぶり、哺乳瓶は最近やめました。
    よろしくお願いいたします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    最近までおしゃぶりや哺乳瓶を使用していたのならそれが原因の可能性が高いと考えられます。
    やめることにより自然に治ると思われますのでしばらく様子を見て下さい。
    2才という年齢では歯並びについては長時間、歯に力が加わるような習慣をつけないように注意するぐらいでいいでしょう。
    それよりもこの年齢からは虫歯を作らないように飲み物やおやつの取り方に工夫する方が大事です。
    通常6歳頃に永久歯に生え代わりますが、その頃に開咬の状態であれば矯正専門医に診てもらうことをお勧め致します。

  • 2005年10月26日 山形県鶴岡市 7歳の男の子

    Q

    12月で7歳になる息子が、下顎の6歳臼歯の手前左右とも2本ずつ先欠と診断されました。今は一般歯科に通院していますが、先欠の治療は矯正歯科の領域なのでしょうか?

    12月で7歳になる息子の事でご相談します。
    つい先日歯の定期健診で下顎の6歳臼歯の手前左右とも2本ずつ先欠と診断されました。
    突然のことでびっくりしているのですが、今はなるべく乳歯に虫歯などを作らず長く使い、10年後ぐらいをめどにどうするか考えましょうと言われています。
    今は一般歯科に通院していますが、先欠の治療は矯正歯科の領域なのでしょうか?
    もしそうだとしたら今の主治医に紹介状などをお願いして転院したほうがいいのでしょうか?
    そのタイミングなどもあるのでしょうか?
    まわりに同じ悩みを持っている人がいなくて、あまりにも情報が少なく困っています。
    費用の面とかどのくらいかかるのかも心配です・・・。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    6歳臼歯の前方というと第2小臼歯になりますが、よく先欠になる部位です。
    確かに永久歯が先欠の部位の乳歯は、長期間抜けないで残ることが多いため、虫歯を作らず注意することは大事なことです。
    ただ、将来を考えた場合、その部分だけではなく、全体の噛み合わせを総合的に診て対処する必要があります。
    上下の骨格にずれはないか、上下の歯の噛み合わせにずれはないか、永久歯が生えるのに十分なスペースがあるか、他の部位に先欠の歯はないかなどを考慮しなければなりません。
    上記の問題がないようなら、乳歯を抜けるまで使用し、抜けた段階で補綴処置(ブリッジやインプラントなど)をするという考え方でもよいでしょう。
    しかし、そうでない場合は永久歯が生えるまでに矯正学的にしておいた方が良いことがあるかもしれません。(当院ホームページー早期治療参照)
    主治医に紹介状を書いていただけるのでしたらとりあえず早めに矯正専門医を紹介してもらうことをお勧め致します。

  • 2005年10月24日 兵庫県伊丹市 39歳の女性

    Q

    私の口元は唇の周りがもっこりしています。上下とも歯茎が前に突出しています。父もそうなので、遺伝だと思います。こういうのって治るんですか?その場合費用はどのくらいかかりますか?

    初めまして。ご相談させて頂きます。
    私の口元は唇の周りがもっこりしています。上下とも歯茎が前に突出しています。父もそうなので、遺伝だと思います。こういうのって治るんですか?
    その場合費用はどのくらいかかりますか?どんな方法で治すのでしょうか?参考のため教えて下さい。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    口元の突出を治すためには4本の小臼歯を抜いて前歯を後方へ引っ込める方法と外科手術を併用して骨ごと後方へ引っ込める方法があります。
    前者は治療期間は2年から3年、費用は当院ホームページー矯正費用を参考にしてください。(お悩み相談2005年8月28日参照)
    後者は期間はやはり2年から3年、費用は条件さえ満たしていれば矯正、外科手術ともに保険の適用になります。(治療の考え方ー外科矯正、お悩み相談2005年2月5日参照)
    骨格そのものが極端に出ている場合は外科手術が必要ですが、ほとんどの場合は歯を引っ込めるだけでも口元はかなり改善します。
    くわしくは矯正専門医で診てもらった上で説明を受けられたらよいでしょう。

  • 2005年10月22日 香川県高松市木 小学2年(8歳)の女の子

    Q

    小学2年(8歳)の娘のことでご相談します。反対咬合でかつ前歯の咬み合わせができず咬み合わせても5~6mmほど間が開いています。ムーシールドで矯正可能でしょうか?

    小学2年(8歳)の娘のことでご相談します。
    反対咬合でかつ前歯の咬み合わせができず咬み合わせても5~6mmほど間が開いています。
    どのような矯正方法がありますか?
    ムーシールドで矯正可能でしょうか?
    どうぞよろしくお願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    反対咬合の治療は歯だけを動かす場合と骨格のコントロールを行なう場合があります。
    その治療方針を決めるためにはまず検査を行ない、その結果を基に診断する必要があります。(当院ホームページー検査内容参照)
    診断結果に基づいて装置を決定し、治療を開始することになります。(各種装置の紹介ー受け口に使用する装置、早期治療ー受け口その1、その2参照)
    強い骨格性の反対咬合でなければ、ムーシールドで治療を行なうのは可能だと思いますが既製品ではなく、口のサイズに合わせて作ったものが必要です。
    文面からだけではお嬢さんの状態を正確に把握できませんので、早めに矯正専門医を訪ねられることをお勧め致します。

  • 2005年10月20日 岡山県 7歳の女の子

    Q

    七歳娘なんです、上の前歯2本が下の歯のうちにはいってます。乳歯のとき、矯正したのですが、永久歯が生えてくると中に入りました。ムーシールドで治せますか?

    七歳娘なんです、上の前歯2本が下の歯のうちにはいってます。
    乳歯のとき、矯正したのですが、永久歯が生えてくると中に入りました。
    ムーシールドで治せますか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    ムーシールドは筋肉の力を利用した機能的装置のひとつです。
    骨格的な要素の強い患者さんには効果があまり期待できません。
    文面からだけでは骨格的な問題がある受け口か、そうでないか判断がつきかねます。
    顔のレントゲンなどの検査が必要です。(当院ホームページー検査内容参照)
    また、乳歯で矯正されたとのことですが、受け口の場合はあごの成長を見ながらの長期間にわたる継続的な治療が基本です。(お悩み相談ー5月16日、6月12日参照)
    とりあえずは矯正専門医を尋ねられ、現在の状態を診てもらうことをお勧め致します。

  • 2005年10月18日 神奈川県川崎市 34歳の女性

    Q

    治療費のことですが、ムーシールドそのものは5万円台ということをネットで調べたのですが、基本料として数十万かかってしまうのはなぜですか?

    治療費のことですが、ムーシールドそのものは5万円台ということをネットで調べたのですが、基本料として数十万かかってしまうのはなぜですか?
    また、その他に診察の度に調節料を支払うということですか?

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    医院によって料金体系に多少違いはありますが、当院の場合、基本料金とは矯正治療の終了、つまり治るまでに使用するすべての装置(外科矯正に移行した時と保定装置を除く)と技術料ということになります。
    ムーシールドは扱ったことがありませんので詳しいことはわかりませんが、基本的に矯正装置は口の中に入れるだけで治るというものではなく、毎回の調整や管理が必要になります。
    その際必要になるのが調節料です。
    矯正装置とは電気製品や衣類のように買ってきてすぐに本来の機能を使えるような性質のものではなく、検査、診断の後、適切な装置が選択され、調節によって効果を発揮するものです。
    そしてその装置でよい結果が得られない時は、他の装置に変更して結果を出さなければなりません。(当院ホームページ-各種装置の紹介参照)
    また矯正治療の終了とはすべての永久歯がきれいに並んだ時点を指します。
    特に受け口の治療においては成長による後戻りがあるため、かなり長期にわたる観察が必要になります。(お悩み相談ー2005年5月16日参照)
    たくさんの装置を使用するのがよいと言うわけではありませんが、早期治療においては最後まで責任を持って治療するためには複数の装置を用いることになります。
    矯正の費用とは装置の費用というよりは、治すための費用と考えて頂くのがよいと思います。

  • 2005年10月13日 兵庫県宝塚市南口 8歳の女の子

    Q

    娘は現在小学2年生で8歳です。現在受け口で、ムーシールドを使用して治療中なのですが、1.5ヶ月で一晩中装着できたのが2日間だけでした。あとは、30分~1時間装着した日が10日程度でした。その間、前歯八本がはえかわり、受け口が治ってしまいました。このことは、ムーシールドによって治ったと思われるでしょうか…

    娘は現在小学2年生で8歳です。
    よろしくお願いいたします。
    現在受け口で、ムーシールドを使用して治療中なのですが、1.5ヶ月で一晩中装着できたのが2日間だけでした。
    あとは、30分~1時間装着した日が10日程度でした。
    その間、前歯八本がはえかわり、受け口が治ってしまいました。
    このことは、ムーシールドによって治ったと思われるでしょうか…
    元々、はえ替わった際に治るものだったのでしょうか?
    このまま治療は続けるべきか悩んでおります。
    回答の方して頂けたら嬉しく思います。
    宜しくお願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    乳歯列で受け口でも永久歯に生え変わる際に半分近くが自然に治ると言われています。(研究発表により割合は多少変わります。)
    ただ、骨格的な要素が強い受け口であれば、骨格の改善を目的に早期に治寮を開始する方が良いと考えられています。(当院ホームページー早期治寮ー受け口参照)
    お尋ねのムーシールドによって、受け口が治ったかどうかは文面のみでは判断できかねます。
    使用時間が短いことを理由に疑問をもたれているようですが、年齢が低ければ低いほど簡単に変化が起こります。
    低年齢では歯の動きだけでなく、あごの位置も容易に変化するからです。
    今後の治寮の継続に関しては骨格的な不正がどの程度なのか、前歯の噛み合わせだけではなく、永久歯が並ぶスペースがあるかなど様々な観点から検討する必要があります。
    受け口の場合は成長による後戻りがあるため、通常、治寮は長期間にわたることが多くなります。
    治寮に入る前、検査結果をもとに、上記の点に関しての説明があったと思いますが、改めて今後の見通しを聞かれた上で慎重に判断されたらよいかと思います。
    受け口の治寮についての質問は過去にもありましたので御覧下さい。(お悩み相談ー5月16日、6月12日参照)

  • 2005年10月12日 ドイツ 31歳の男性

    Q

    保険が効くため、ドイツにて歯科矯正をしようかと考えておりますが、残りの滞在期間が1年6ヶ月のため、帰国後に日本での治療の継続が必要かと思います。そうした場合、ドイツで購入した装置などは継続して使用することができるのでしょうか?

    はじめまして。
    現在、会社の転勤により、今年の4月からドイツに来ており、約2年間こちらに滞在する予定です。
    そんなにひどい歯並びというわけではないのですが、自分から見て中央二本の歯のすぐ左側の上下の一本ずつの歯が後ろにずれており、上下ともにそこだけ凹んだようになっています。
    こちらでは保険が効くため、こちらの知り合いに勧められて、ドイツにて歯科矯正をしようかと考えておりますが、残りの滞在期間が1年6ヶ月のため、帰国後に日本での治療の継続が必要かと思います。
    そうした場合、ドイツで購入した装置などは継続して使用することができるのでしょうか?
    それとも日本に帰国後、装置も含めて一から始め直す必要があるのでしょうか?
    日本の歯医者さんから見れば、日本製ではない装置と治療方法での途中からの転院という形になりますので、正直言ってあまりいい印象を持たれないのではないかと思っております。
    日本にてドイツの治療方法はサポートしないなどと言われてしまうと帰国後に困ってしまいますので、教えてください。
    よろしくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    海外にかかわらず、国内でも転院の際には、付けている装置がどうなるかは患者さんにとって気になるところだと思います。
    私の場合、装置はそのまま使える場合は極力使用しますが、治寮をスムーズに進めるために付け替えることが多くなります。
    それ以外にも治寮方針の変更をすることもあります。
    日本人と白人では、骨格の違い等により治寮目標が変わってくるからです。(お悩み相談ー10月2日参照)
    写真を拝見致しましたが、小臼歯を4本抜くか、あるいは抜かないで治寮するか微妙なケースのようです。
    また転院の際の費用については、治寮の進度に応じて費用を請求することになります。
    上記のような問題はありますが、いずれにせよ矯正専門医であれば引き継いで、治寮を継続してくれますので安心して下さい。
    なお、その際できるだけ最初の資料(レントゲン、模型等)を貰ってくることを忘れないで下さい。

  • 2005年10月11日 神奈川県横浜市青葉区 30歳の男性

    Q

    上下の歯を矯正し始めて1年半になります。下の前歯の並びが不満なのと、かみ合わせが悪くなり、担当医に相談しましたが改善しませんでした。転院した場合「半額は返せます」ということですが、35万程度の返還ではこちらの金銭的負担が大きくなってしまいます。

    上下の歯を矯正し始めて1年半になります。
    下の前歯の並びが不満なのと、かみ合わせが悪くなり、担当医に相談しましたが改善しませんでした。
    そこで矯正指導医の資格を持っている先生に診断してもらったところ、「上下の正中があっていないし、かみ合わせもあっていない。あまり上手な医者ではない」と言われました。
    担当医に転院したい旨、自分が求めていた矯正結果が得られないので治療費を全額返還して欲しい旨を伝えました。
    すると「半額は返せます」ということでした。
    しかし半額といっても35万円程度なので、転院してもかみ合わせが悪い以上、上下の矯正をやり直さなければいけない可能性もあるので、35万程度の返還ではこちらの金銭的負担が大きくなってしまいます。
    このようなケースは最近多いと聞きますが、矯正歯科としてはどのような対応が一般的なのか教えてください。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    一般的に、引っ越しや転勤のため、医院を代わる場合は治療の進度に応じて引き継ぎ先の先生に患者さんから頂いた費用の一部をお渡しすることが多いようです。
    あなたの歯並びの元の状態がどのようだったか、また現在の状態がどのようかがわかりませんが、1年半が経過しているとのことですので治療の段階からすると半分以上が経過しているものと推測されます。
    そうすると通常の転院であれば半分の返金は妥当と思われます。
    ただおっしゃるように治寮が不完全でこれ以上の改善が見込めない場合は話が違ってきます。
    その場合、その先生が現在改善を試みている途中なのか、平均的な矯正医であれば改善できる程度の不正なのか、あなた自身の非協力等の治寮の進行を妨げる要素がなかったかなどの点が問題になります。
    当院においても年間に何人もの方が治寮の途中にセカンドオピニオンを求めて来られますが、その際のコメントには非常に神経を使います。
    矯正治寮ではスポーツの試合と同じように、流れが非常に重要です。
    治寮途中の1時点の状態を見せられても、一般的な治寮手順に基づいた推測はできますが、治寮をされている先生の考えやそこまで至る過程が見えない場合があるからです。
    例えばスムーズに治寮が進む場合はAからBへと段階が進みますが、なんらかの理由でBへ行けない場合はいったん遠回りでもA’という手順を経ることになります。
    そうなると一時的に本来の道からはずれ、噛み合わせも悪くなることがあります。
    そこから軌道修正を行ないながら本来の目的地に着くように治寮を続けることになります。
    もし現在のあなたの状態が、先生の治寮技術の問題でなく、そういった迂回した段階であれば転医するより現在の先生に引き続き治寮をしてもらった方が良い結果になるかもしれません。
    以上の点を参考にして他にも何人かの先生に見て頂いた上で、どの先生も同様の見解であれば、再度費用について話しあわれたらどうでしょうか。

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