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2010年11月

  • 2010年11月25日 兵庫県神戸市 6歳10か月 男の子

    Q
    以前、相談に伺いましたものです。
    相談に伺ったのは3年くらいまえでしょうか。
    今から思えば、まだ小さかった息子(当時4歳くらい?)の歯列の相談にのっていただきありがとうございました。是非、広瀬歯科医院にて矯正をお願いしたいと思っています。
    現在6歳10か月になった息子の反対咬合は、相変わらずですが、下顎が1本変え変わり、1本抜けています。
    以前どこかの医院でレントゲンを撮ったことことがあるのですが、上顎のABがユ合歯(乳歯)で2番(乳歯も永久歯も)が先天欠損であることが分かりました。
    顎が小さく下顎に叢生もあります。
    反対咬合な上、上顎に欠損があるということでお聞きしたいのですが、通常の反対咬合の治療(成長を促したり、抑えたり)を行ったとしても、左右均等に歯の数が揃っていないのですから、下の歯を抜いたりしなければいけないのでしょうか。
    上に歯を人工的に足したりするのでしょうか。
    ユ合歯のせいか、上顎の歯はかなり中心がずれているように現時点でも見てとれます。
    長々と読みづらい文章で申し訳ありません。
    よろしくお願いいたします。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    おっしゃるように永久歯の先天的欠如のあるなしにかかわらず、骨格的な問題があれば成長の促進や抑制などのアプローチが必要になります。
    また抜歯や差し歯などの補綴処置ついては、咬み合わせと上下正中の一致などの審美性を考慮して、総合的に判断することになります。
    特に骨格性の受け口は、今後の治療とその後の成長によって咬み合わせに大きな変化が起こる可能性がありますから、最終的に決めるのはまだまだ先になるでしょう。

  • 2010年11月20日 大阪 50歳 女性

    Q
    20歳の娘が顎変形症で8か月間矯正し、某大学病院で先日外科手術を受けました。
    矯正の先生の勧めで上顎を出し、下顎を下げる手術を受けたのですが、思った以上に鼻が上を向いてしまい、とてもショックです。
    顎を治したくて手術をしたのにまた新たなコンプレックスになってしまいそうで親としては本当にどうしたらいいのかと眠れない毎日です。
    担当の先生にはまだ相談していませんが、前に出した上あごをもう一度引っ込める等の再手術は可能なのでしょうか?
    本当に悩んでいます。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    上顎を前方に出すと多少鼻が上を向く傾向があるのは確かです。
    手術後に顔立ちの急激な変化にとまどうのは、当然のことです。
    普通は時間とともに新しい顔に慣れてくるものです。
    半年から1年経過すると顔の腫れも完全にひきますから、その時点で判断する方がよいでしょう。
    どうしても鼻の変化が受け入れ難いものであれば、鼻の向きを変える方法について主治医に相談された方がよいと思います。

  • 2010年11月17日 兵庫県神戸市 11歳 女性

    Q
    現在小5の子どもで、小さな頃からの指しゃぶりが原因で、歯の幅が狭くV字型で開こうになり、小1で矯正を始めました。
    当初の診察では「かなりひどい状態なので、外科的手術も念頭においておいてください」と言われました。
    しかし、指導されたことをしっかり継続したので、今は担当の先生も目を見張るほど良くなっています。
    今は一番奥の歯が生え始めています。
    歯並びは確かに美しくなりました。でも、前歯が出ているのです。下あごも発育が悪く若干下がり気味です。ですから口元全体が前に出ています。それに子どもは口が閉じづらいようです。
    下あごがあまり発達しないのは、担当の先生も予想外だったようで「もう少し顎が発達して、下の歯が立てくれればいいんですが」と消極的な意見です。
    「前歯を下げたいのなら、歯の表面を削って下げることもできます」と言われました。しかし歯の表面を削ってどれくらい前歯が下がるのかわかりません。
    こちらでバイオネーターとSMCを知りました。この二つは矯正歯科では一般的な装置なのでしょうか?
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    バイオネーターとSMCについてお答え致します。
    バイオネーターは筋肉の力を利用して下あごの成長を促進させる装置で、同様の目的で使用する装置の中では一般的な装置と言えるでしょう。
    SMCは、使用している矯正医は少なく、あまり一般的な装置ではありません。なぜなら、開発者が私の師である、浜松でご開業の鈴木善雄先生で、広く世に出ている装置ではないからです。学会等での先生の発表を聞いて使用されている先生もおられるようですが、私たちも十分に把握できておりません。

  • 2010年11月16日 東京都西東京市 40歳 女性

    Q
    高校生の娘なんですが、顎がずれていて、顎変形で、手術もすることにしました。
    さらに前歯も少し出ていて、顎が小さく抜歯をして手術前矯正をするのですが、保険なので、透明ブラケットは使えないとのこと、使うなら手術も自費とのことでした・・。
    とても信頼のおける良い先生なので、任せておけば大丈夫と思うのですが、やはり年頃の娘はショックで涙を浮かべていました。
    何とか透明ブラケットにできないかとずっと悩んでいます。
    このサイトで、たまたま矯正は自費、手術は保険とか、今なら透明ブラケットも保険でできると今年の1月に回答されていたりしたので、可能な場合があるのかぜひお教えいただきたいのです。
    今の先生は大変素晴らしい先生だということは重々わかっているのですが、娘のことを思うと藁にもすがる思いなのです。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    一時期、透明のブラケットの保険点数が点数表から消えたことによって、使用がグレーゾーンと考えられ、矯正医は使用を控えていました。
    しかし日本矯正歯科学会のホームページの会員専用ページ内の『顎変形症に係る診療報酬上の取扱いについてー2.よくあるご質問とお答えについて 』で、「保険適用となっていればセラミック製及び樹脂 製のダイレク トボンド用ブラケットについても、従来通り保険請求できます。 」と平成19年2月20日付けで明記されて以降は正式に使用できることがわかりました。
    つまり透明ブラケットは以前からずっと使用でき、金属製のブラケットとの点数の差が無くなっていただけだということです。
    ただし透明のブラケットにも多くの種類があり、中には保険診療の指定材料になっていないものもあります。
    その先生の使用されているブラケットがそれに該当するものである可能性が考えられます。
    どうしても無理ということなら、他の矯正医を探すしかないのではないでしょうか。

  • 2010年11月16日 福岡県 33歳 女性

    Q
    本日、矯正外科に行ってきました。
    私は以前から顎が引っ込んでいて、少し前の歯も出ています。
    口が閉じにくくて、閉じると梅干のようになります。
    横顔も大嫌いです。
    矯正も保険の範囲内で出来る事を知り、諦めていた、口元にも希望が持てました。
    本日、相談に行きましたが、きちんと診断しないと顎変形症かどうかが分からなくて、あなたの場合、見た目でははっきりと分かりませんとの事でした。現在引っ込んでいる顎ですが、長いので、手術も併用して矯正をしたいと考えています。(矯正だけだと長い顎が目立ってしまうので。)
    実際、保険で出来なければ経済的に諦めないといけないかもしれません。
    正直、顎変形症かどうかの診察料も7万五千円と言われ、もし顎変形症だったらそのお金も何割か保険で戻ってくるらしいのですが、違っていたら勿論ですが、全額負担になるようで。。確実に矯正は実費でもする!という決心があれば、すぐに診察してみようと思えるのですが、決心がつかなくて。。でも綺麗になりたい!という気持ちは強くあります。
    手術も私はやりたい気持ちですが、主人がリスクを背負ってまでもしなくていいんじゃ・・とも言われていて、どうしていいのか分かりません。先生も手術しなくても顎も目だちにくくはなりますよと言っていましたが、顎が長いので、とても嫌です。
    手術は先生の話では上下共になるから大掛かりですよと言われました。
    どうしたらいいと思いますでしょうか?見た目は口元が出ていて顎がなくて、とってもとっても嫌なんです。
    どうかアドバイスお願いします。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    外科矯正を希望されて来院される患者さんには、一目見て保険適用が可能な方と検査をしないと判断がつかない方がおられます。
    当院でも後者は自費で検査を受けて頂き、診断後の対応も基本的には相談に行かれた先生と同様になります。
    金銭的、身体的なリスクを負ってまで外科矯正をする必要があるかどうかでお悩みのようですが、検査をして話を進めるかどうかはあなたの気持ち次第でしょう。
    顎変形症と診断された場合は、外科矯正治療を受ければよいと思いますし、診断されなかった場合には次のような選択肢があります。
    自費で通常の矯正治療を受けるか、自費で外科矯正治療を受けるか、あるいは自費での矯正治療と部分的な外科手術を受けるかです。
    最後の選択肢は、矯正治療だけで満足できなかった場合に、オトガイ部(顎の先の部分)を外科手術で短くしたり、前方に移動する方法です。
    オトガイ部の手術だけなら、自費で本格的な外科矯正治療を受けるのと比べ、かなり費用的には低額になります。(病院によって差はあります。)
    いずれにせよ保険適用にならない場合は、まとまった費用が必要となります。年齢的にまだまだ余裕はありますから、まずその費用を貯めることからスタートです。

  • 2010年11月10日 静岡県静岡市 10歳 男の子

    Q
    上顎が前に出ていて下顎が後退+下方成長の上顎前突の矯正をしたいと思っています。
    10才の男の子で、すべて永久歯に生えかわっています。
    いくつか相談にいきましたが、上顎拡大後、前歯にブラケットを付けヘッドギアを使って上顎の成長抑制を行うという先生と、拡大はしないで下顎を前に出す装置を使うという先生と、他にもそれぞれ違うので、どうしていいかわからなくて悩んでいます。
    口呼吸でも下顎を前に出す装置は効果があるのかもわかりません。
    12才臼歯はまだ見えてはいませんが年齢の割に上の方にあるそうで、これも良くないみたいなのですが、何故なのでしょうか?
    今の時点で抜歯が必要と断言される先生はいませんが、必要になる可能性があるとはいわれました。
    抜歯せずに出来るところまで矯正したいと思います。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    どのようなタイプの上顎前突にせよ、下顎の成長なくしては非抜歯で治すことは非常に難しくなります。
    お子さんの場合、下顎が下方成長のタイプだということが装置の選択をより難しくしています。前方に成長するタイプの方が治療が行いやすいのが一般的です。
    詳しい状態が分かりませんのであくまでも推測ですが、下顎の前歯に大きなデコボコがなければ、オルソペディックポジショナーという装置が適しているかもしれません。(当院ホームページー各種装置の紹介ーオルソペディックポジショナー参照)
    歯列の拡大、上顎の成長抑制、下顎の成長促進を同時に行う優れた装置です。
    これは東京の吉井修先生が考案された装置ですが、日本では使用している先生が極めて少なく、残念なことだと思います。
    当院では、オリジナルに浜松の鈴木善雄先生が改良を加えたものを使用しています。
    距離的、時間的に大丈夫なら、鈴木先生の診療所(凌雲堂矯正歯科医院TEL053-456-7123)に相談に行かれてはどうでしょう。

  • 2010年11月9日 兵庫県兵庫区 31歳 男性

    Q
    HPを拝見して誠実にご対応されている様子から、思い切って相談させて頂くことにしました。
    私は受け口で幼少期(幼稚園)より矯正を行いました。
    ところが、中学生のときに通院していた歯科医より、骨格的な受け口のため装置での矯正は今の状態で限界であり、これ以上よくしたい場合は外科手術が必要だと言われました。
    突然そのようなことを言われたため、十数年間に及ぶ今までの矯正は何だったのだろうかと通院していた歯科医院に不信感を抱いたこと、手術に関しての説明が一切なかったこと、受け口の状態でも日常生活は送れたことから、手術は行わないことにし、現在に至ります。
    しかし、顎が出ている受け口がずっとコンプレックスとなっていること、噛み合わせがよくなく不便なこと、近年大きく口を開けると顎が「カクンカクン」と音することから、何とかできないものかと考えるようになりました。
    一般的な会社員として働いているため、平日の通院や長期の休暇はなかなか難しいのですが、診察・治療して頂くことは可能でしょうか?
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    当院で外科手術を併用する矯正治療(外科矯正)を受けられている方は、一部学生の方もおられますが、多くが社会人の方ですから働いていることに関して問題はないと思います。
    ただ、以下の2点だけは了承して頂く必要があります。
    まず通院日に関してです。
    土曜日も夜7時まで診療していますが、手術日が近くなってからの長時間かかる治療は、平日に来院して頂く場合があります。
    次は手術前後に7~10日程度の入院が必要になることです。
    手術は神戸市立医療センター中央市民病院の歯科口腔外科と連携しています。
    以上2点がクリヤーできましたら、治療は可能です。
    とりあえず、最初は状態を診せて頂きますので、相談の予約をお取り下さい。

  • 2010年11月4日 兵庫県姫路市 10歳 男性

    Q
    小学5年の息子について御相談があります。
    小学1年の時に上下共前歯の1番目の後ろに2番目の歯が重なって生えてきました。
    その時通院していた歯科医院で相談したところ、横に生えている3番目の乳歯を4本共抜けば揃うから大丈夫と言われ、4本とも抜歯しました。
    ただ、その抜歯で本人が歯医者嫌いになり、通い続けることが出来なくなりました。
    言われたとおり前歯の4本は確かに並びましたが、3番目の歯が生えていた場所には奥歯がずれてきたのか、3番目の歯がない状態できれいに並んでしまったまま、何もすることが出来ず現在の歳にまで時間が経ってしまいました。
    最近3番目の歯が生えてきだし、上の歯は八重歯になるような感じで前に出でこようとしています。下の歯は前に突き出たように生えてきてしまっています。
    ガタガタで生えてしまっていて、虫歯もあるので、最近やっと通える一般歯科の先生に出会え治療を始めています。
    顎が狭く矯正治療が必要と言われています。
    実際先日矯正歯科に相談に行きましたが、いずれはワイヤー矯正になるだろうけど、先に永久歯が生え揃うまでに顎の拡大をしてみましょうとの内容でした。
    顎の拡大についてネットで調べたところ、リンガルアーチと床矯正があるのを知りました。
    迷っています。
    メリット・デミリットがあるとは思いますが、10歳にはどちらがいいでしょうか?
    悩んでます。助言をお願いします。
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    当院では歯列の拡大に、クォードへリックスや拡大床(拡大ネジ付きプレート)を主に使用します。
    (当院ホームページー各種装置の紹介ーその他の装置参照)
    両者の最大の違いは、固定式か取り外し式かという点です。
    固定式の装置は、常時ついているため確実に力がかかることが長所です。
    短所としては、食事中もついたままになりますから、食べ方や食事内容にも注意が必要になることがあげられます。
    取り外し式の装置の長所、短所は固定式の装置の逆と考えて下さい。
    リンガルアーチはクォードへリックスとは違う装置ですが、固定式の装置になります。
    どちらが良いかとのご質問ですが、装置の選択は長所、短所よりもどのように歯を動かしていくかを基準に決まりますから、主治医の指示に従われたらよいと思います。

  • 2010年11月4日 東京都日野市 32歳 女性

    Q
    矯正装置を外してリテーナーを装着していて1ヶ月経つのですが、前歯に動揺があり、前歯で固い食べ物を噛み切れません。
    動揺はおさまってくるのでしょうか?
    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    矯正治療後に咬合調整が必要な場合があります。
    咬合調整とは、咬み合せた時に強く当たる歯を軽く削り、調和のとれた咬み合わせにすることを指します。
    前歯で多いのは、歯の内側(舌側)の両側の厚みのある部分です。
    下の前歯の先がこの部分に強く当たることが多く、何回かに渡って少しずつ調整していきます。
    調整することによって奥歯でもしっかりと咬めるようになります。
    もちろんそれ以外に原因がある可能性もありますから、次回通院時に主治医に歯の動揺のことを相談されることをお勧め致します。

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