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2006年09月
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2006年9月8日 兵庫県神戸市兵庫区 25歳の女性
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Q
上の歯槽骨が突起していて口元が出ていてとても気になります。歯ぎしりを小さいころから寝ている間にしているらしくそれもひとつの原因だと思います。あと上の前歯四本は差し歯です。
上の歯槽骨が突起していて口元が出ていてとても気になります。歯ぎしりを小さいころから寝ている間にしているらしくそれもひとつの原因だと思います。あと上の前歯四本は差し歯です。
ある病院では、歯槽骨整形をして差し歯も変えて隣の犬歯もセラミックをかぶせる手術を勧められました。
こちらではどのような方法を勧めて頂けますか。A広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
一般的な上顎前突(出っ歯)の治療では、小臼歯を抜歯し、そのスペースを利用して前歯を引っ込めることになります。
ただし骨格的な不正が大きい場合は、手術が必要になります。
どのような手術方法をとるかは上顎が前方に出ているのか、下顎が後方にあるかによって決まります。
矯正単独、外科矯正、いずれの方法をとることになっても前歯の差し歯は、治療後に作り直しの可能性があります。
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2006年9月5日 兵庫県神戸市 33歳の女性
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Q
私は人から見て、酷く歯並びが悪いわけではないのですが、以前から口元の変形が気になっていました。矯正歯科を受診しようかと思っているのですが、同じ時間をかけて治療するなら外科的治療も考えています。
こんにちは。私は人から見て、酷く歯並びが悪いわけではないのですが、以前から口元の変形が気になっていました。(よくネットで写真が掲載されている患者さん程は歪んでいません)
・前歯の中心が上下ずれている
・下の歯が1本足りない(元々かもしれません)
・出っ歯
・前歯以外の歯列が内側に凹んでいて、正面から見た時に前歯から隣り2本までしか見えない(奥歯は見えています)スペースがなくキツキツなのかと思ったのですが、よく食べ物が挟まるので、そうでもないようです。特に上の歯列が顕著です。
・常に顎に梅干しができて不平不満顔(と言ったらわかって頂けますでしょうか)
・顎が丸く、やや長め(特に笑った時)
上記のような事で、顔貌が気になって写真を撮られる事も嫌で仕方ありません。矯正歯科を受診しようかと思っているのですが、同じ時間をかけて治療するなら外科的治療も考えています。
私のような場合、外科的治療の必要性はありますか?また、いきなり総合病院の口腔外科を受診するのはおすすめできませんか?よろしくお願い致します。A広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
実際に歯やお顔を拝見しておりませんので、あくまで推測ですが、あなたの場合は、出っ歯の原因が歯の前方への傾斜だけでなく、下顎の成長が悪いことによる骨格的な問題もありそうですね。
骨格的な不正の程度が大きいようなら、外科矯正の適用になる可能性はあると思います。
一般的に外科矯正の治療を始める患者さんは、口腔外科に行かれてから矯正歯科を紹介される場合よりも、その逆の方が多い様です。
どちらの場合でもそれぞれの提携している先生を紹介してもらうことになります。
ですから、矯正の担当医に希望がないのなら、先に総合病院の口腔外科に行かれても問題はありません。もちろんその口腔外科が顎変形症の外科手術を行っていることが必要です。
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2006年9月2日 兵庫県三田市 48歳の男性
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Q
始めまして。偶然に先生のHPを拝見させていただきました。
噛み合わせの具合が悪く、近隣のいくつかの歯科で診察を受けましたが、実際には虫歯治療を主とするところが多く、噛み合わせ部分の診察に終始され、咬合と全身の関係については納得のいく説明が得られません。
始めまして。偶然に先生のHPを拝見させていただきました。
噛み合わせの具合が悪く、近隣のいくつかの歯科で診察を受けましたが、実際には虫歯治療を主とするところが多く、噛み合わせ部分の診察に終始され、咬合と全身の関係については納得のいく説明が得られません。どこも現在の医院経営に追われ、なかなか研究にまで手が回らないように感じられました。
一方、現在は顎関節の研究が急速に進んでいるように思われますので、もう少し(4~5年程)待ってから、技術的にも経験的にも安定してきた時期に、信頼できるところで相談させていただこうと思っていましたところ、先生のHPを知り、今回、急遽御相談させて頂く次第です。
要点としては19才時に右下の小臼歯(?)を抜歯したため咬合にずれが生じ、4,5年前に顎関節症を発祥しました。そのとき右上(?)の最後の親知らずを抜歯しましたが、その後咬合が安定しないまま現在に至っています。
具体的には咬合の中心線が下顎で右にずれ、そのために咬合部分はきれいに調整されて問題ないのですが(診察ではこの部分だけを調べて問題ないといわれます)頭蓋骨全体では左上方向に力がかかり、全身の左右のバランスにゆがみを生じて、種々の身体的影響が出ているようです。
希望としては、上顎全体を均等に逆重力方向に押すような噛み合わせにできたらと思っています。そうすることによって顎関節が安定するとともに、全身のバランスが回復し、疲労や肩こり等の種々の疾患が改善するように思います。
治療費に関しては顎関節が安定し、咬合の方向が期待通りになるならば、表示されている額は納得して準備できると思います。(結果が良好であれば安いと思います。)
京阪神エリアでしたら通院も十分に可能ですが、できれば県内が安心です。
治療に関する具体的な質問としましては
①現在、頭蓋骨や全身のバランスも視野に入れた治療を行っておられるかどうか。または今後そのようなことを詳しく研究される予定があるので、もう少し待った方がよいかどうか。
②過去の抜歯による変位を修正する場合、インプラントのような治療が必要か、それとも義歯で十分か。
③顎関節症を患っている場合も保険の適用はされないのかどうか。
の3点です。よろしくお願いします。
お忙しいところ、すみません。A広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
顎関節症でお悩みの様子はよくわかりました。順次質問にお答え致します。
最初に当院の治療についてですが、下顎の偏位や顎関節の位置には注意していますが、頭蓋骨や全身のバランスまでは視野には入れていません。また今後も研究の予定はありません。
次の質問についてはまず、抜歯後放置した場合の一般的な変化を説明します。
たとえば右下の小臼歯を抜けたままにすると前後の歯がそのスペースに向かって倒れるか内側に倒れ込んでいきます。そして右側で噛もうとすると深く噛み込むことになります。その結果、下顎は右へ偏位し、それに伴い右側の顎関節は後方へ偏位します。
上記のような状態であれば、矯正では基本的に倒れ込んだ歯を起こし、元の状態に戻す治療をすることになります。もちろんこのように咬合を高くすることはインプラントや義歯でも可能だと思います。
最後の質問ですが、残念ながら現在の保険制度では顎関節症であっても、保険で矯正を受けることはできません。
以上質問にお答えしましたが、顎関節症は完治が困難な病気です。
また、たとえ顎関節の状態がよくなっても全身的な症状が改善するかはわかりません。ほかにも原因があるかもしれないからです。
当院では歯並びが悪く、矯正を希望されている方で顎関節症の症状をもっている患者さんの治療はしています。しかし、顎関節症そのものの治療は現在しておりません。
早く理想の先生にめぐり会えることをお祈りいたします。
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