新着お悩み相談

お悩みから探す

治療方法から探す

2006年05月

  • 2006年5月12日 兵庫県高砂市 3歳9ヶ月歳の女の子

    Q

    3歳9ヶ月の娘が反対咬合(かなりきついタイプで、上の前歯がすべて下の歯に隠れてしまう)です。将来的には矯正が必要と言われていました。先生のお考えからどの方法が一番子供に負担が少なく、短期間で完了できるのかお聞かせ頂けたらと思います。

    お忙しいところ恐れ入りますが、3歳9ヶ月の娘のことで相談申し上げます。
    2歳時より3ヶ月に1度、小児歯科に定期健診を受診しています。その際に反対咬合(かなりきついタイプで、上の前歯がすべて下の歯に隠れてしまう)、将来的には矯正が必要と言われていました。
    先日初めてレントゲン写真撮影、歯形模型等を作っていただき、カウンセリングを受けたところ、やはりもう矯正を始めたほうがよいとの事でした。ただこの病院は牽引装置を1日12時間以上装着すると言う方法のみで他はやっていないようです。
    現在ムーシールド等他の方法もあると思うのですが、先生のお考えからどの方法が一番子供に負担が少なく、短期間で完了できるのかお聞かせ頂けたらと思い、メールさせていただきました。
    他の医院で受診すると、永久歯に生え変わる時にほとんど反対咬合は治って生えてくる場合が多いので様子を見ては?と言われるし、どうしたものかと思い悩んでおります。
    先の医院でレントゲン撮影の際に、永久歯の生える方向が横向きになっている歯があり、それも問題と指摘され永久歯の矯正も必須のようです。これから長い矯正との付き合いになりそうですのでよきアドバイスお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    矯正治療の開始時期についての質問は、よく受けるものの1つです。いつもお答えする時期の目安は、骨格的な不正が大きな場合を除いて前歯4本と第1大臼歯が生えた頃です。
    では特に骨格的な不正が大きい場合とは、どの程度の年齢かと言いますと、乳歯列でも5~6歳程度です。ただし、これは矯正医の平均的な考え方で、小児歯科の先生ならもう少し早い年齢で開始するかもしれません。
    私は3歳や4歳で治療を開始することはまず考えませんし、実際これまでもそのような経験はありません。
    理由は、あまりにも低年齢のお子さんに矯正装置を使用してもらう自信がないこと、早く治療を開始しても治療が早く終わるとは限らないことなどが挙げられます。
    反対咬合なら、成長の止まるのを観察する必要があるため、他の不正咬合よりさらに終了時期は遅くなる可能性があります。
    また、永久歯に生え変わる時に、自然に治ることがあるのも確かです。ただし、ほとんど治るのではなく、せいぜい半分と考えて下さい。
    装置に関しては、どんなものを使うにせよ、まず使ってくれることが最低条件になります。
    骨格性の反対咬合でも、上顎の成長の悪いタイプ、下顎の成長が良すぎるタイプ、それらの複合型などがあります。タイプによって使用する装置は決まってきます。(当院ホームページ-各種装置の紹介-受け口に使用する装置参照)
    現在の状態が正確に分かりませんので断言はできませんが、前歯が永久歯に生え代わり始める、6歳頃の開始でも手遅れになることはないと思います。

  • 2006年5月9日 兵庫県神戸市大開通 20歳の女性

    Q

    以前リテーナーを使って前歯二本を引っ込める矯正を行い今ではかなり引っ込みましたが、あるところで下の前歯二本と上の前歯二本がぶつかり合いそれ以降引っ込まなくなりました。これはやはり下のはが影響しているのでしょうか。

    以前リテーナーを使って前歯二本を引っ込める矯正を行い今ではかなり引っ込みましたが、あるところで下の前歯二本と上の前歯二本がぶつかり合いそれ以降引っ込まなくなりました。
    これはやはり下のはが影響しているのでしょうか。また、上の前歯を削らないといけないのでしょうか?下の歯まで矯正する時間もお金もありません 。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    リテーナーとは矯正治療終了後に使用する、後戻り防止のための装置ですからあなたの使用されているものは、歯を移動するために使用する可撤式のプレートだと思います。
    通常、可撤式のプレートタイプの装置は、まだ乳歯の残っている子供か部分的に歯を動かす目的に使用されます。
    文面から判断しますと、さらに前歯を引っ込めるためには、あなたの感じているように下の前歯も動かす必要があるでしょう。
    上下の前歯が当たっているのでしたら、上の前歯よりもむしろ下の前歯を削らなければなりません。そして下の前歯を削ってできたスペース分だけ引っ込めてから、上の前歯を引っ込めます。その際、上の歯列にスペースがないようでしたら、そこで上の歯も削る必要が生じます。
    どこまで歯を動かすかにもよりますが、歯を削って引っ込めるのには限界があります。
    中途半端な治療をするより、後で後悔しないように本格矯正をすることをお勧め致します。

  • 2006年5月8日 兵庫県神戸市 7歳の男の子

    Q

    7歳3ヶ月の男児です。専門医で精密検査を受けたところ、「上顎前突・叢生」という診断で(下あごの発達は4歳程度、又出っ歯の家系です。)

    7歳3ヶ月の男児です。専門医で精密検査を受けたところ、「上顎前突・叢生」という診断で(下あごの発達は4歳程度、又出っ歯の家系です。)、あごを広げる治療をすぐ始めるべきということでした。装置については、「なるべく24時間に近い形でつけないと、つけない時間に後戻りしてしまうので意味がない。学校では、しゃべりたい時は、はずしていい。」とのことでした。
    一人のDrの話しでは決心がつかず、別の専門医の話を聞いたところ、「早く始める方が良いが、本人が装置を使うストレスに耐えてまで治したい。という自覚がないのなら、まだ様子を見てもいいのではないか。装置については、中途半端な時間使っても効果がないが、実際は学校に付けて行くのを嫌がる子が多い。口を開けると落ちてくる(良くしゃべれない)ような仕組みになっている。」とのことでした。
    治療開始が早いほうが良いことは理解していますし、本人のやる気を引出す努力を親がしなければならないとも思っています。でも、お友達とのおしゃべりが大好きで、楽しくて学校に行っているような、まだ7歳の子供に、大きな精神的ストレスや不自由さを与えてまでやるべきか、とても迷っています。
    そこで教えていただきたいことが3点あります。
    ①(装置について)
    「友達としゃべりたい時ははずしていい」と先生は簡単に言いますが、低学年なので、学校にいっている間の半分以上はおしゃべりしている感じです。おしゃべりの度にはずすなんて不可能ですし、実際、そんなにしゃべりづらいものなのですか。口を開けるとはずれそうになる仕組みというのは本当なのでしょうか。そんな使いづらい装置を、低学年の子でも皆さん使いこなしているものなのでしょうか。
    ②あごを広げる治療というのは、医師の経験年数や技量によって、大きく変わるのでしょうか。矯正専門医なら使う装置や、やり方等、大差はないと考えていいのでしょうか。
    ・はじめの病院では(30年以上のベテラン先生)、特別に改良した装置を使うと言って普通のバイオネーターよりもっとゴテゴテした物を見せられました。
    ・二件目では(40歳の先生)、実際に1期治療をしている患者さんを、現在ほとんど受け持っていない雰囲気でした。
    ③仮に、あと1年治療を先に延ばした場合、今始めるのと、将来的に大きな差がでるものなのでしょうか。
    一生懸命まとめたつもりが、かなりの長文になってしまい申し訳ありません。中途半端な形でずっと迷っていて、困っています。お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    お悩みの3点についてお答え致します。
    まず装置の使用時間についてですが、使用する装置によって効果を得られるのに要する時間が違うのはもちろんですが、歯科医の経験、考え方によっても多少差があります。
    たとえば私の場合は、取り外しのできる装置は、どうしても嫌なら学校でしてもらう必要はないと説明しています。無理に学校で使うことを強制することによって家で使用することすら嫌がるようになってしまったら元も子もないからです。
    次にあごを拡げる治療についてですが、矯正専門医でも全く違うと思います。装置の違いよりもむしろ考え方、つまりどのような目的のために拡げるのか、そしてそれを永久歯の治療へどのようにつなげて行くのかなどソフト面での差の方が大きいと考えます。
    最後に治療開始の時期ですが、私は歴齢年齢よりも歯牙年齢の方を重視しています。
    つまり、4本の前歯と第1大臼歯が生えた頃が適当と思っています。この基準は一般的に言われているものですが、当院で治療を終えた患者さん約500人を対象に調べた結果、このステージと次のステージで極端に小臼歯抜歯の比率に差があることが
    判明したため、私はこの時期が最適と考えています。(当院ホームページー早期治療参照)
    以上、質問にお答え致しましたが、早期治療は永久歯列期の治療に比べると、詳しい治療ステップを説明した教科書がほとんどなく、大学によっては早期治療そのものをしていないところもあり、専門医の中でも治療内容に違いのある分野だと私は思っ
    ています。
    口頭での説明だけでなく、実際に治療を終えた患者さんの写真等で説明してくれる先生なら安心です。

  • 2006年5月2日 大阪府茨木市 23歳の男性

    Q

    特に気になるのは下あごが長くしゃくれている事です。またかみ合わせも悪く、軽い頭痛の原因になっているのかな、とも感じています。ただ、今大学4年で卒業後は院志望なのですが地元(徳島)の大学に進学するかもしれない、ということで今から治療するか迷っているところです。

    はじめまして、23歳の男です。小さい頃から気になっていたのですが、最近歯並びの悪さが気になり出したので相談させていただきました。
    特に気になるのは下あごが長くしゃくれている事です。またかみ合わせも悪く、軽い頭痛の原因になっているのかな、とも感じています。
    外科手術を前提とした治療なら保険がきく、と目にして少し治療を真剣に考えています。
    ただ、今大学4年で卒業後は院志望なのですが地元(徳島)の大学に進学するかもしれない、ということで今から治療するか迷っているところです。
    お忙しいでしょうが、ご連絡いただけると嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    今から治療を開始するメリットは、治療期間が同じである限り、治療終了の時期が早くなるということです。
    デメリットは、転院しなければならなくなった際に治療の継続がスムーズにいくかどうかということです。
    通常の矯正治療に比べて、矯正治療だけでなく、さらに外科手術を行なう病院との連係も考慮する必要があります。
    転院によって不都合が生じるとは限りませんが、今から開始するのであれば、将来にわたり通院可能な医院で始めるか、あるいは卒業後に進路が決まってからその地で開始するかのどちらかを選択するのが賢明でしょう。

  • 2006年5月1日 アメリカ 23歳の女性

    Q

    矯正を始めてからめまいが頻繁に起こります。長いときで、2週間くらい続くときもあります。しばらくすると自然と治りますがまたしばらくすると同じ症状がでたりします。矯正の副作用として考えられるのでしょうか。

    現在アメリカに留学中の23歳です。こちらで矯正を始めて約6ヶ月になります。
    矯正を始めてからめまいが頻繁に起こります。長いときで、2週間くらい続くときもあります。しばらくすると自然と治りますがまたしばらくすると同じ症状がでたりします。これは矯正、歯の動きと何か関係があるんだろうと思い、こちらの矯正医に問いただしたところ、一切関係はないと言われました。しかしそれ以外に原因が考えられません。
    矯正を始める前は一度もこのような症状はみられませんでした。このようなケースはありますか?矯正の副作用として考えられるのでしょうか。 返答お願い致します。

    A

    広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
    矯正を始めてからめまいが頻繁に起こるということですが、通常矯正でそのような症状が起こることはないと思いますし、私も経験したことがありません。
    ただ、めまいは内耳の異常が原因のことがあるため、近くにある顎関節が関係している可能性はあります。
    まずは耳鼻咽喉科を受診されてみてはいかがでしょうか。

TOP