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40代女性 受け口とあごのずれを気にされて来院

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  • 症例情報

    主訴 受け口とあごのずれを気にされて来院
    診断名あるいは主な症状 顎変形症、下顎前突(下顎前方位)、下顎右側偏位、顔面非対称
    年齢 40代 女性
    治療に用いた主な装置 クォードヘリックス、エッジワイズブラケット、オルソ・ファンクショナル・サージカルスプリント
    治療費概算 27万円です。(公的医療保険が適用されています。これ以外に外科手術の費用がかかりますが、公的医療保険に加え高額療養費制度の適用になります。)
    リスク副作用 う蝕や歯肉炎・歯周病、歯根吸収、歯肉退縮 などのリスクがあります。(リスク・副作用参照)
    外科手術のリスクには、出血、腫れ、しびれ等があります。
  • 受け口、下あごの右側へのずれ、前歯のでこぼこが認められます。
    顎変形症、下顎前突(下顎前方位)、下顎右側偏位、顔面非対称、と診断しました。
    過去に矯正治療の既往があり、4本の小臼歯がありません。
    また左右の大臼歯を結んだ線が、右上がりになっています。
    治療方針は、まず狭窄した上顎歯列弓を側方拡大します。そして作ったスペースを利用して歯を並べた後に、外科手術によって上下顎の位置を改善します。

     

     

    • 術前矯正が終わり、手術の準備に入ります。

     

    • 手術前には必ずレントゲン上での計画(ペーパーサージェリー)と模型上でのより具体的な計画を立てます。(モデルサージェリー)
    • 上あごの左側を4mm上方へ(Lefort1型)、下あごの右側を左へ10mm(SSRO)、左側を13mm(IVRO)後方へ移動します。

     

     

    • 正面セファロでの術前後の比較

     

    • 手術から3ヶ月が経ち、安定していたので術後矯正を開始しました。
    • しっかりと咬み合っていない歯を動かしていきます。
    • 今までより少し力の弱いゴムを引き続きかけてもらいます。

     

     

    • 3ヶ月後です。
    • きれいに歯が並び、上下の歯も咬み合ってきました。
    • あごの位置も安定しているので、そろそろ装置をはずす準備に入ります。

     

    • 前歯のデコボコもなくなり、受け口とあごのずれも治りました。
    • きれいに歯が並び、上下の歯も咬み合っています。
    • 治療期間は3年8ヶ月,ブラケットを付けていた期間は2年11ヶ月です。

     

    ここまでの費用は、総額約27万円です。(公的医療保険が適用されています。これ以外に外科手術の費用がかかりますが、公的医療保険に加え高額療養費制度の適用になります。)

     

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