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「続・矯正歯科専門医院承継とその実際」を視聴して

本セミナーは昨年開催されたセミナーの続編で、4月1日から21日までの3週間オンデマンドで開催されました。矯正歯科専門医院承継における税務と医院を譲る側の先生の経験談、さらに講演者4名が視聴者からの質問に答える質疑応答といった構成でした。
 基調講演は、矢野厚登、公認会計士・税理士の「事業承継をしてもらう側に要点をおいた税務上の注意事項」と題したお話で、難しい内容をわかりやすく解説していただけました。
 会員講演は、島田正、吉野成史、池森由幸先生がそれぞれ第3者への承継、親子承継済み、親子承継中の経験談をお話し下さいました。
 3者3様の人生観に基づいた素晴らしい内容で非常に参考になりました。
 令和4年3月17日に公表された厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師統計では歯科医師の平均年齢がここ10年で4歳も上昇し、60歳以上の割合が36.9% を占めているとのことです。かつては年間3,000人誕生していた歯科医師が現在では2,000人と減少しているため、後継候補の数が圧倒的に少なく、事業承継の対策を検討する時期に入っているようです。
 昨年同様コロナ禍ということもあり、WEBでの開催でしたが、オンデマンドで3週間に渡り、どこでも、いつでも、何度でも視聴できるシステムも満足できるものでした。もちろん昨年同様歯科医の息子も申し込み、視聴しました。

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