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「Dolphin Meeting Japan」を視聴して

「Dolphin Meeting Japan―矯正診断におけるデジタル技術の活用」を、3月28日から4月3日までの期間、視聴しました。元々このセミナーは2020年に開催されたものでしたが、その際には参加できませんでした。
 しかし、今回オンデマンドでの再配信がありましたので視聴の機会を得ることができました。4名のスピーカーが異なる内容のデジタル技術を活用した臨床を講演されました。
 一人目のスピーカーは、名古屋でご開業の川村光輝先生で、「McLaughlinデンタルVTOを活用した治療プランニング」というテーマでの講演でした。主に デンタルVTO作成についての詳しい解説がありました。
 次は大分県でご開業の酒井昭行先生の「どう活用するのかVTO」で、ROTHテクニックの教科書のような素晴らしいご講演でした。
 続く岡山県でご開業の田井規能先生は、「舌側矯正・マウスピース型矯正の失敗例から学ぶ」と題したご講演でより良い治療結果を追求する姿勢が印象に残りました。またMRIを利用した診断法を確立された研究者としての顔をお持ちであることも知ることができました。
 最後のスピーカーである東京でご開業の宮崎邦夫先生は、口腔外科医で、「咬合プランを再現しながら行うサージェリーファーストアプローチ」と題するご講演でした。口腔外科医がどのような点に注意しながら、診断、治療をされているのかがわかり、参考になりました。
 今回はオンデマンド配信で本来は1ヶ月近く時間があったのですが、申し込みが遅れたため、他の仕事で時間的にも余裕がなく、じっくりと視聴できなかったことが残念でした。

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