ブログ

第77回日本矯正歯科学会に参加してー衛生士報告

10月30日から横浜パシフィコにて行われた、日本矯正歯科学会学術大会に行ってきました。
 参加したスタッフ&ドクターセミナーでは「女性の歯科専門職が目指すもの」
と題されたもので、女性として働く自分にとっては大変興味深い内容でした。
 現在の日本では、女性活躍推進法が制定されており、働く女性が増えてきています。
 40年間歯科矯正に携わってこられた、井上裕子先生のお話の中に「矯正治療は、患者さんの協力次第で治療結果に差が出てくる。その協力を引き出すのも医療側の技術であり、子供や女性が患者さんに多い矯正治療では、悩みを共感できる歯科衛生士が有利である。」とあり、歯科衛生士としての自分の役割、責任を強く感じました。
 そのためには話しやすい環境を作っていき、良好な治療結果であるよう努力していきたいです。
 また、橋本律子先生のMFT(口腔機能療法)に関するお話もありました。橋本先生の体験談を聞き、指導に大切なのは正確な指導はもちろん、患者さんの生活背景を知ることや、保護者の方に寄り添うことが大切だと学びました。
 指導していくにあたって結果が良くなかったときは、問題点はどこにあるのかを患者さんと一緒に理解して解決していきたいです。
 これからも矯正治療が満足のいく結果であるように、女性からの視点でできることをやっていきたいと思います。

会場入口にて!

会場

TOP