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第74回日本矯正歯科学会

今年も年に一度の日本矯正歯科学会が福岡の福岡国際会議場で行われ、広瀬院長を始め衛生士の北野・斉藤の2名も参加してきました。学術展示や講演も多く盛大で、商社展示スペースも賑わいをみせていました。

 商社展示では「ブラケットを装着してワイヤーを通した後に、フロス(糸ようじ)で歯と歯の間を掃除するにはどうすれば?」という患者さんに、おすすめできる物を見つけてきました。
 オーソフロスという矯正治療中の方用に開発されたデンタルフロスです。

ホルダータイプなので、片手でも容易に歯とワイヤーの間にフロスが挿入でき、持ち運びしやすいコンパクトな設計になっています。
 矯正治療中は虫歯リスクが通常の約4倍になると言われており、特に歯間部は歯ブラシだけではなかなか汚れが落としにくく、虫歯菌の温床になりがちです。綺麗な歯、健康な歯肉で治療を終わるためにも、フロスは欠かせないケアのひとつです。是非ともフロスを日々のケアに取り入れてみませんか?ご希望の方には試供品をお渡ししますので、診療時にお声掛け下さい。

 そして学会参加のメインイベントである、明石伸子先生の「より信頼される患者対応のポイントとは」では、『信頼関係を築く基本となる礼儀(マナー)は「思いやりの心」を言葉遣いや挨拶・表情などの「形」にして目に見えるようにしたものである。』と言うことを改めて教えられました。長い年月のかかる矯正治療は患者さんとの信頼関係が必要不可欠なものです。これまでの言動を振り返ってみると反省点も多く、その反省をバネにしてこれからの日々の診療に生かして行きたいと思いました。

 また、学術展示では口腔筋機能療法(MFT)に関する展示が多々あり、特に年齢別MFT定着度の調査は興味深いものでした。他の医院の衛生士さんの指導方法や意見を知ることができ、刺激を受けることが多い二日間でした。 

                  

歯科衛生士 北野早矢加

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