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インビザライン・システム導入コースを受講して

2014年7月10日、大阪、千里で開催されたインビザライン導入コースを受講してきました。
 三重県松坂市でご開業の土岐康弘先生の症例解説やこのシステムを提供する米国アライン・テクノロジー社の社員の方々による、システムの流れ等の説明がありました。
 インビザライン・システムとは、コンピュータ上の3D画像をもとに製造された、アライナーと呼ばれる透明且つ可撤式の装置を使用することによって歯の移動を行なう治療法です。
 患者さんにとってのメリットは、透明感があり装着していても目立ないこと、食事やブラッシング時に取り外せることなどがあります。
 一方、1日20~22時間の使用が必要であるというデメリットもあります。
 5,6年前にこのシステムの治療例を見た際には、適用できる範囲も限られ、まだまだという印象を受けましたが、現在では確実に進化を遂げ、的確な診断と患者さんの協力があれば、もう少し治療の幅を拡げることが可能と感じました。
 当院では以前より類似した装置を使用していましたが、保定後の後戻りにのみ限定していました。
 今回の受講により、もう少し適用範囲を広げていけそうな感触をつかむことができました。

受講会場!

インビザライン ガイド!

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