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2014年6月23～26日の間、４日間にわたる、Gugino-Phylosophy courseを受講してきました。
２０数年ぶり、2度目の受講です。もう一度基本から診断過程を確認することと、海外の最新情報を得ることが目的でした。
若い先生方に混じって私と同年輩の先生もちらほらと見られ、いくつになっても変わらない矯正治療に対する向上心を感じました。
Gugino先生は、80代半ばのお年とは思えないほど、相変わらずお元気で精力的なお話ぶりでした。
1950年からの50年間に大きな変化のなかった矯正の世界がいろいろな面で、2000年以降大きく変わろうとしているとのお話でした。
多様な治療法やアナログからデジタルへの変換が矯正界でも拡がっている。もちろんそれらを自分の臨床に取り入れることは大事なことだが、それ以上に大事なことはやはり診断で、正しい診断があって初めてよい治療結果が得られるというお考えは、昔から一貫したものでした。
コースは、様々なタイプの患者さんの情報をレントゲンの分析結果等から読み取り、診断を行なっていく実習が中心で、各自PCを利用してそれらを行ないました。
数ある矯正のコースでも、ここまで診断に重きをおいた講習会は、他にはなく、2度目の受講をした甲斐がありました。

PCを使用しての実習！

Gugino先生、講師の先生方と！