ブログ

第26回Bioprogressive Study Club学術大会

2008年11月9,10日、名古屋で開催された第26回BSC(バイオプログレッシブスタディ-クラブ)学術大会に参加しました。
 今回私は、今年の日本矯正歯科学会での展示発表をより詳しくした内容で、 大臼歯の移動装置 “Simpl Molar Controller ( SMC) の応用“というテーマで口演発表をしてきました。
 今年の大会は、『診断と臨床のキーポイント』をテーマに開催され、私の発表と凌雲堂矯正歯科医院の鈴木善雄先生の”骨年齢を考慮して治療を行った上顎前突症例-IIIC期におけるOrthopedic Positionerの治療効果”ほか3題の会員発表がありました。
 また、東京歯科大学教授、末石研二先生の特別講演、BSC会長、永田研二先生とBSC前会長の中尾誠先生の教育講演、そしてCase Presention Awardを受賞された5人の先生方の発表もありました。
どの発表も臨床的に非常に興味深く、内容の濃いものでした。
 特に末石先生の鎖骨頭蓋異形成症の歯牙萌出遅延に対する治療法と中尾先生の口腔周囲筋の測定法と評価に関する講演は、長年の臨床研究の蓄積の結果、得られた内容で大いに得るところがありました。
 初日の夜に行われた懇親会とファイヤーサイドミーティングでは、SMCを使用している先生やこれから使ってみたいと言われる先生からの質問を相次いで受けました。 私が長年師事している、鈴木先生の開発された装置を使用している先生方が、着実に増えているのを感じ、うれしく思いました。

発表中です!

鈴木先生、森川大会長と記念撮影

TOP