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受け口・しゃくれ(下顎前突) 外科的矯正治療(保険適用)大人の矯正
10代女性 受け口を気にされて来院
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Before
After
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症例情報
主訴 受け口を気にされて来院 診断名あるいは主な症状 顎変形症、下顎前突(下顎前方位) 治療期間・回数 2年6ヶ月です 年齢 10代 女性 治療に用いた主な装置 エッジワイズブラケット、オルソ・ファンクショナル・サージカルスプリント 治療費概算 25万円です。(公的医療保険が適用されています。これ以外に外科手術の費用がかかりますが、公的医療保険に加え高額療養費制度の適用になります。) リスク副作用 う蝕や歯肉炎・歯周病、歯根吸収、歯肉退縮 などのリスクがあります。(リスク・副作用参照)
外科手術のリスクには、出血、腫れ、しびれ等があります。 -
受け口が気になり来院されました。
来院時は15歳でしたが背も高く、成長も止まっていました。
ご本人、保護者とも早期の治療開始を希望されましたので、すぐに開始することになりました。
顎変形症、下顎前突(下顎前方位)と診断しました。
治療方針は、上下の歯を並べた後に、外科手術によって下顎の位置を改善します。
骨格性の受け口の特徴で、下顎の前歯が内側に倒れています。手術の前に少し前方に出します。- 上下の歯にエッジワイズブラケットを付け、歯を動かし始めます。
- 術前矯正が終わり、手術の準備に入ります。
- 手術前には必ずレントゲン上での計画(ペーパーサージェリー)と模型上でのより具体的な計画を立てます。(モデルサージェリー) 下あごを右側7.5mm、左側9.5mm後方移動します(IVRO) 。
- 術後6日目の退院された時の状態です。
- (オルソ・ファンクショナル・サージカルスプリント)を装着し、上下フックにゴムをかけています。
- 少し適合が悪いですが、ゴムをしっかりすることによってよくなります。
- 手術から3ヶ月経ち、安定していたので術後矯正を開始しました。
- しっかりと咬み合っていない歯を動かしていきます。
- 今までより少し力の弱いゴムを引き続きかけてもらいます。
- 7ヶ月後です。
- きれいに歯が並び、上下の歯も咬み合ってきました。
- あごの位置も安定しているので、そろそろ装置をはずす準備に入ります。
- 咬み合わせも顔立ちも非常によくなり、ご本人も満足されています。
- 治療期間は2年6ヶ月です。
ここまでの費用は、総額約25万円です。(公的医療保険が適用されています。これ以外に外科手術の費用がかかりますが、公的医療保険に加え高額療養費制度の適用になります。)
- 矯正治療には、う蝕や歯肉炎・歯周病、歯根吸収、歯肉退縮 などのリスクがあります。(リスク・副作用参照)
- 外科手術のリスクには、出血、腫れ、しびれ等がありますが、詳しくは顎変形症に対する外科的矯正治療 神戸市立医療センター中央市民病院をご覧ください。