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「神戸臨床小児歯科研究会 令和4年度例会」に参加して

2022年11月20日、神戸市で神戸臨床小児歯科研究会令和4度年例会があり参加しました。
 講師は大阪歯科大学名誉教授元小児歯科学講座主任教授有田憲司先生と東京でご開業の佐本博先生でした。
 有田先生は、40余年にわたる研究、臨床を振り返り奥深く含蓄に富む話をしてくださいました。
 特に、研究にはどこかでバイアスがかかるため、論文やメーカーの説明書を鵜呑みにしてはいけないとの言葉は重みがありました。
 バイアスとは、明らかにしたい真の結果を誤らせる要因のことで、日常生活でも数々の場面で遭遇します。
 佐本先生はインビザラインを使った矯正治療でご高名な先生です。
 今回は会員からの相談症例のクリンチェックの方法を具体的に解説されました。
 さらに会員発表の後、それぞれの先生からの質問に回答し、的確なアドバイスをされました。
 会員発表も小児歯科学的な治療法や補綴学的な咬合理論の話があり、興味深く聞かせていただき、それらの話題は懇親会でも続き、充実した1日になりました。

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