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第78回日本矯正歯科学会に参加して- 衛生士報告

今年の日本矯正歯科学会は長崎での開催となり、広瀬院長を始め歯科衛生士の 北野・斉藤も参加してきました。 今回のスタッフ&ドクターセミナーは「歯科医院における働き方改革-人生100 年時代を支えよう-」というテーマでの講演でした。 講師の小原先生は歯科衛生士として専門学校で教鞭を振るう傍ら通信制大学で 経営学を学び、現在は株式会社デンタルアップの代表取締役として精力的に活 動されている大変パワフルな女性です。
日本の人口推移が減少傾向にあるというのはよく知られていますが、問題なの は全体の人口が減少傾向にあることではなく、働いて経済を回す生産年齢(1 5-65歳未満)人口が減少し続けているということであり、生産年齢人口を 増やすには、出来るだけ長く勤められる職場環境を整える、外国人労働者の受 け入れ、ロボットやAIの活用…等の取り組みが国によって進められています。
今回の講演内容は歯科治療の臨床視点ではなく日本経済の今後の推移や医院経 営と人材確保という面から見た歯科業界の今後についてのお話でしたが、出来 るだけ長く勤務するという面に関しては現在当院に勤務している衛生士はそれ ぞれ12年目、8年目となります。 矯正治療は一般の歯科と異なり通院年数が非常に長いため、皆様の治療の開始 から無事終了までを今後も同じスタッフでお手伝いできたらと思います。
今回は学会参加後の時間に長崎県内の観光も出来、大変充実した4日間を過せ ました。

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