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第61回近畿東海矯正歯科学会に参加して

2019年7月7日、名古屋市で開催された、第61回近畿東海矯正歯科学会に参加してきました。
 今年はメインのシンポジウムを中心に、会員による学術口演・展示、症例展示、矯正器材展示という構成でした。
 メインのシンポジウムは、「近年の矯正歯科の発展をどう捉えるか. スタディクラブに聞く. 変わらぬこと. 変わったこと. 」と題し、4つのスタディクラブの先生方の講演がありました。
 我々のスタディクラブからは、和歌山でご開業の戸村博臣会長が講演されました。そしてゼロベース・バイオプログレッシブ法は、症例の難易度に応じた診断・治療計画と治療メカニクスの個別化、治療目標の視覚化、歯列弓分割化による段階的な治療術式と不正咬合のアンロッキング、保定、咬合理論などを包含する広汎な臨床体系であることを難易度の高い症例を交え、詳しく解説されました。特に難症例の治療に歯科矯正用アンカースクリューを使用することなく、良好な結果を得ていることが特筆する点だと改めて感じました。

戸村会長の講演開始!

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