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2019年5月12日、京都で開催された「川村秋夫先生講演会」に参加してきました。
　今回の講演会は、子どもの咬合を考える会の会員研修会で、仙台でご開業の川村秋夫先生を講師に迎え、『快適咬合を求めて』と題し、開催されました。
　先生は東北大学の口腔外科出身の口腔外科医ですが、独自の咬合理論で有名な方です。
　上下の第１大臼歯の咬合が非常に重要で、どのように咬合接触を付与するのが良いかについて詳しい説明がありました。さらに咬合紙を大量に使い、ライトタッピングを利用したそのチェック法は理にかなったものでした。
　キッチンペーパーやソフトチューブを噛むことによって、瞬時に上体の前屈や頭の屈曲、回転などが容易になるデモも興味深いものでした。その他イチロー選手が取り入れていた初動負荷理論やPNF、操体法など多分野のトレーニング方法や運動療法を利用した開口訓練など初めて聞く内容も多く、貴重な経験をすることができました。

川村秋夫先生と井上由貴会長！