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活動報告
第58回近畿東海矯正歯科学会に参加して
2016年7月17日、大阪大学コンベンションセンターで開催された、第58回近畿東海矯正歯科学会に参加してきました。
今回は昨年と同じく2つの特別講演を中心に、会員による学術口演・展示、症例展示、矯正器材展示という構成でした。
特別講演は、東北大学名誉教授の山本照子先生による「歯科矯正用アンカースクリューを用いたエビデンスに基づく矯正歯科治療」と、慶北大学歯科矯正学講座主任教授、Hee-Moon Kyuung先生による「What has changed and what needs to be changed using microimplants」でした。
どちらも矯正用アンカースクリューを用いた治療に関したもので、治療メカニクスについては目新しい内容はありませんでしたが、2014年4月から保険診療の際に適用されることになり、応用の幅が広がったことは特筆すべきことです。
また日本矯正歯科学会、倫理・裁定委員会委員の嘉ノ海龍三先生から、ホームページガイドラインと倫理規定の改定についての話がありました。
近年、矯正歯科医療機関のHP上に不適切な用語・表現が散見され、矯正歯科治療に対して国民が誤った認識を持ちかねない、ひいては矯正歯科治療そのものの信用を毀損することを憂慮しているとのことでした。
実際には非会員のHPに問題があるものが多いらしいですが、まずは会員から襟を正すことが重要で、各自HPを見直すことを促しておられました。
第58回近畿東海矯正歯科学会!
メイン会場!