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2014年11月16,17日に名古屋にて開催された第32回BSC学術大会に衛生士の北野と斉藤も参加してきました。今回はスタッフ向けの講演も企画されており「矯正歯科における機能的諸問題の臨床審査とアウェアネス・トレーニングについて」と接偶マナー講座「親しまれるスタッフ・選ばれる医院」の2つを受講してきました。

　アウェアネス・トレーニングは当院でも今年から取り入れており、下唇・上唇を伸ばす「モンキー＆バブル」は唇の周りの筋肉のバランスを整え、舌の位置を安定させる事を目的とした筋機能訓練です。
普段お口がポカンと開いている方や、逆に無意識に唇に力をいれてしまう過緊張の方に行う訓練で、上唇に風船を膨らませるように空気を入れる「バブル」はガミースマイルの方のスマイルトレーニングとしても効果があります。
習癖・機能的問題に気づき、それらを訓練により改善する為のアドバイスとサポートが出来るよう今後も努力していきたいと改めて感じました。矯正治療で整えた綺麗な笑顔で生活を送れるように一緒に協力していきたいと考えております。

　そして接偶マナー研修は、基本のマナーから応用編までと実習も交えた分かり易いセミナーでした。「飲食店や百貨店等の接客業に従事する方は日に２０もの挨拶言葉（いらっしゃいませ、ありがとうございます等）を使用するのに対し、医療業界で使用する挨拶言葉は３、４つに限定される為、医療接偶は表情や言葉遣いに気をつけなければ感じが悪く冷たいと捉えられがちだ」というお話は、新しく気づかされた事のひとつで、非常にインパクトのある言葉でした。
どちらのセミナーも非常に為になる充実した内容で、早速日々の診療に取り入れて生かしていきたいと思う事の多い一日を過ごしました。

歯科衛生士：北野　早矢加
歯科衛生士：斉藤　　結