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第1回日本生体咬合セミナーに参加して

2013年8月18日、東京で行なわれた、第1回日本生体咬合セミナーに参加してきました。
 このセミナーは歯列矯正医でもある中村昭二先生が、その独自の咬合論を基に作製したスプリントやミクロン単位の咬合調整などで、むちうち症等の全身症状を改善する治療法についてのセミナーです。
 『総合医療には体の内からと外からの療法がある。体の外からしかできない全身的療法もある。要は、歯科医師だからこそできる全身症状改善法があり、ここに、これからの歯科医学があり、道がある。』と先生はお考えです。
 そのほか神戸でご開業の整形外科医、市橋研一先生の口演などもあり、整形外科医から見た中村先生の治療法に対する客観的評価も興味深く聞かせて頂きました。劇的に改善する症状と交通事故後の咬合の変化に対する中村先生の論理的で緻密な分析に驚かれていたのが印象的でした。
 今後この治療法が広まることによって、救われる患者さんが増えることでしょう。

中村昭二先生

会場

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