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第21回東京歯科大学外科的矯正治療勉強会に参加して

2013年7月18日、東京で開催された東京歯科大学外科的矯正治療勉強会に参加してきました。
 メインテーマは『外科的矯正治療のプレディクションとアウトカム』で、東京歯科大学矯正歯科、末石研二教授の挨拶から始まりました。その後矯正歯科からは「セファロメトリックプレディクションと治療結果について」、口腔外科からは「治療計画を手術に反映させるにはどうするべきか?—セファロ分析による治療計画(SVTO)とモデル手術」と「顎矯正手術でのクリニカルパスの応用 標準治療とバリアンス分析によるパス改訂」の合計3題の講演がありました。そして最後に前日本顎変形症学会理事長、斎藤力客員教授による「顔面非対称は何を基準に修正するのか」と題する特別講演で締めとなりました。
 新しい情報はありませんでしたが、治療の精度を高めるための工夫やシステム化などさすが東京歯科と思える点が随所に見られました。また斎藤先生の講演からは顔面非対称の診断の難しさを改めて感じました。
 以前から参加したいと思っていた研究会にやっと参加できたわけですが、午後6時から9時までと、遠方からの参加者には少しきついスケジュールでした。勉強会後の懇親会には参加せずに帰路に着きましたが、自宅に着いた時にはすでに日付が変わっていました。

末石研二教授の開会の挨拶

斎藤力教授の特別講演

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