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第49回近畿東海矯正歯科学会に出席して

2007年7月1日、千里ライフセンターで第49回近畿東海矯正歯科学会が開催されました。
 会員発表、学術展示の他、特別講演として大阪大学歯学部口腔外科教授、古郷幹彦先生による「口蓋裂の顎発育-外科的診断と手術ー」とヒルサイドビュ-矯正歯科、院長の池田和巳先生による「顎関節の診断と矯正治療」という興味深い講演がありました。
 それぞれ、口蓋裂の手術における外科的浸襲をいかに少なくするかと下顎の本来の位置を見極めた上で、顎関節を考慮した診断をすることの重要性を話されました。
 特に池田先生の話は、CT画像で確認したデータを交え、論理的で分かりやすい内容でした。
 数年前に東京で聞いた時と比べても、より説得力のあるもので非常に参考になりました。
 惜しむらくは、本来の顎位に誘導するために使用するスプリントについてのコメントがなかったことです。

会場の千里ライフセンター

学術展示にも興味深いものがありました。

古郷先生の特別講演

池田先生に感謝状が手渡されました。

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