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受け口・しゃくれ(下顎前突)歯が生えてこない(埋伏歯) 大人の矯正
20代女性 受け口と顎関節症を主訴に当院を紹介され来院
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Before
After
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症例情報
主訴 受け口と顎関節症 診断名あるいは主な症状 顎変形症、下顎前突、顎関節症 治療期間・回数 1年8ヶ月 治療に用いた主な装置 エッジワイズブラケット、バイヘリックス、オルソ・ファンクショナル・サージカルスプリント
治療費概算 総額約23万円(公的医療保険が適用されています。これ以外に外科手術の費用がかかりますが、公的医療保険に加え高額療養費制度の適用になります。) -
下顎が前方にずれ、あごの関節にも問題があります。
顎変形症、下顎前突、顎関節症と診断しました。エッジワイズブラケットを付けてすべての歯を動かし始めます。
下顎の歯列は、上顎とバランスをとるためバイヘリックスで左右へ拡げています。術前矯正がほぼ終わりました。手術に向けての準備をします。
口腔外科医と最終打ち合わせをします。手術前には必ずレントゲン上での計画(ペーパーサージェリー)と模型上でのより具体的な計画を立てます。(モデルサージェリー)
下あごを右側6mm、左測1mm後方へ移動し(IVRO) 、Genioplastyでオトガイを前方に5mm移動します。10日後に退院して来院された時は、手術前に製作して渡しておいたオルソ・ファンクショナル・サージカルスプリントを付け、ゴムをかけた状態です
手術後2ヶ月が経ちましたが、まだ咬み合わせは少し不安定です。
手術後4ヶ月経ったころから、2ヶ月間術後矯正を行い、ほぼ良好な状態になりました。
手術後から続いていた、オトガイのしびれもなくなっています。咬み合わせはよくなり、顎関節の痛みや当初あった首や肩のこりもなくなりました。
横から見た口元もかなりよくなりました。
治療期間は1年8ヶ月です。ここまでの費用は、総額約23万円です。(公的医療保険が適用されています。これ以外に外科手術の費用がかかりますが、公的医療保険に加え高額療養費制度の適用になります。)
- 矯正治療には、う蝕や歯肉炎・歯周病、歯根吸収、歯肉退縮 などのリスクがあります。(リスク・副作用参照)
- 外科手術のリスクには、出血、腫れ、しびれ等がありますが、詳しくは顎変形症に対する外科的矯正治療 神戸市立医療センター中央市民病院をご覧ください。