ブログ

BSC第40回記念大会 第7回矯正歯科国際会議に参加して

 2023年11月19、20日、東京都港区にある明治記念館にて、BSC第40回記念大会 第7回矯正歯科国際会議が開催されました。

 矯正の研究会であるBSC(Bioprogressive Study Club)は、1982年に会員の情報交換と自己研鑽の場として発足しました。私は大学5年生でした。その時から40年が経ち、当時の会員のご子息やご師弟が入会し、現在徐々に世代交代が行われつつあります。

 今回は発足当時からの会員の吉野成史先生が大会長を務められ、大会テーマは、「変貌する社会構造の中で 矯正とデジタルテクノロジーとの融合」でした。

 海外から4名、国内から6名、会員4名の発表がありました。そのほかに16名の会員の症例展示、商社展示という構成でした。

 残念だったのはBSC名誉会長のGugino先生がご高齢による体調を考慮され、ビデオ講演になったことです。しかしフランスからのPatric GuezenecSBR会長や三谷英夫東北大学名誉教授、東京歯科大学西井康教授の素晴らしい講演があり、満足のいく内容でした。

 私が座長を務めたヤマダ矯正歯科院長山田尋士先生は、診療所に3Dデジタル環境を導入した先駆者、大阪大学講師の谷川千尋先生は、矯正の世界にAIを応用した研究での第一人者で、40分の講演時間では短くもう少し聴きたかったという声が挙がるほど興味深い内容でした。

 今大会は、コロナ禍以降ライブでできなかったため4年振りに本来の姿で開催された大会となり、多くの先生と久しぶりに直接話しをすることができました。

 また、個人的には事務局、座長、活動報告、症例展示などの役割をなんとか果たすことができ、充実感を得ることができた2日間でした。

   吉野成史大会長挨拶!
    座長を務めました。
TOP