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『B.S.C.ワンデーセミナーZerobase Bioprogressive Philosophyの理論から臨床~アンカレッジを考える~』に参加して

2018年3月4日、仙台で開催された、「B.S.C.ワンデーセミナー Zerobase Bioprogressive Philosophyの理論から臨床~アンカレッジを考える~」に参加してきました。
今回の講師は、東北大学名誉教授三谷秀夫先生、永田賢司先生、文野弘信先生、村木一規先生の4名の先生方でした。三谷秀夫先生からは、米国イリノイ大学大学院留学に始まり、その後のBSCとの関わり、そして東北大学での教授として関わった教育内容に至るまでの広範囲にわたる内容で、まさに歴史の生き証人としての重みのあるお話がありました。永田賢司先生からは診断と治療計画システムについて、文野弘信、村木一規両先生からは症例報告がありました。症例はどれも素晴らしく、顎外装置やインプラントアンカーを使用せずに高い目標を達成できる秘訣を解説していただけました。
「多くの治療法のほとんどが単に歯の移動の方法や装置の特徴について述べたもので、テクニック(技術)を教えているが、Zerobase Bioprogressive Philosophyは、単なる矯正歯科のテクニックではなく、機械治療の概念の中に管理や市場などの概念を加えて、矯正歯科治療全体を包括した臨床体系である。」という三谷先生の言葉が強く心に残りました。

東北大学名誉教授三谷先生!

BSC会長永田先生!

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