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第28回Bioprogressive Study Clube学術大会に参加して

2010年11月14,15日、神戸で開催された第28回BSC(バイオプログレッシブスタディ-クラブ)学術大会に参加しました。
 今回の大会のテーマは、「成長・発育期の咬合管理ー第一期治療の意義ー」で、私の力を入れている早期治療を扱ったものでした。
 「改良したOrthopedic Positionerを用いた上顎前突症の第一期治療と」題する口演を鈴木善雄先生らと共同発表しましたが、非常に好評で口演後も複数の先生から質問を受けました。
 特別講演は、京都大学ips細胞研究所でノーベル賞の最右翼と言われている、山中教授の元で研究をされている中川誠人講師でした。『ips細胞研究の今と今後』と題して我々門外漢にも分かりやすく解説して頂き、特にがん化の危険性のないips細胞を樹立する話や、研究所内部やそこで働く研究員の話は非常に興味深いものでした。
 その他2つの教育講演や一般口演5題、ケースプレゼンテーションアワード受賞者発表2題、夜9時からの炉辺会談ではムーシールドで有名な柳澤宗光先生の講演他4題と盛りだくさんでした。
 またサプライズとして、初代会長のDr.Guginoの突然の登場とミニ講演があったことも忘れられない出来事でした。
 今回は学会の学術委員長としてプログラムの編集を経験したり、教育講演の座長を務めたりと、大変な2ヶ月間でしたが非常に充実した日々を過ごすことができました。

グジノ先生突然の来神!

特別講演の中川誠人先生

ムーシールドの柳澤先生

育講演の座長を務めました!

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