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第19回日本顎変形症学会に参加して

2009年6月4,5日に仙台で開催された第19回日本顎変形症学会に参加してきました。
 今回は、Quality of Treatmentをテーマとして、その再確認と意識付けのための2つのシンポジウムを中心に講演や発表が構成されていました。
 私が注目していたのは1日目の6時から始まる、イブニングセミナー、『顎変形症治療におけるオトガイ形成術の位置づけ』でした。
 4名の先生方の独自の術式や口腔の機能及び審美面への影響を考慮した治療方針を聞くことができました。
 オトガイ形成術は、比較的頻度の高い手術法であるにもかかわらず、今までまとまった講演や議論がなく、非常に良い企画だと思いました。
 2日目の目玉は、Bell教授の特別講演でしたが、実は1日目に予定されていたものが、先生の体調不良で急遽2日目に変更されたのでした。
 Bell教授は、現在82歳で、口腔外科の世界では神様と呼ばれているビッグネームのお一人です。
 公演前の準備をされている姿を多くの先生がカメラに収めていました。
 特別講演は『The Future of Orthognathic Surgery』と題したもので、過去の先駆者の功績から未来への展望までを語られ、さすがにその言葉には重みを感じました。

会場は仙台国際センター

中央市民病院、竹信俊彦先生と!

William H. Bell 先生

神様の特別講演です。

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