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活動報告
日本小児歯科学会 近畿地方会大会に参加して
パネル展示発表
平成１８年１１月１９日（日曜日）
会場：大阪国際交流センター
岡本尚子、神代紗喜子が日本小児歯科学会近畿地方会大会に参加してきました。
| デンタルセミナー ◎う蝕活動性試験の実際 RDテストR オーラルテスターR CAT21BuffR デントカルトR を用いた歯科医師による各症例説明が行なわれました。他の医院はどのように活用しているのかとても興味深い発表でした。 |
| 講演 ◎世界で一番受けたくなる保健指導 岡山大学歯学部 講師：岡崎好秀先生 イソップ物語の『北風と太陽』を例に力で人を動かすのではなく自発性を引き出す対応こそが大切であるという岡崎先生の講演は何度聞いても頷くばかりの納得の内容でいっぱいでした。理解していてもついついブラッシング指導等に熱が入り「こうなるからしっかり磨いてください」と北風型の指導になっている自分をふと思い出し反省させられました。楽しく、心を開いてもらえる様な太陽型の保健指導等が出来る様心がけ日々の診療に携わりたいと感じました。 |
| 特別講演 ◎子供のアレルギーはなぜ増えたか 東京医科歯科大学大学名誉教授 人間総合科学大学教授 藤田紘一郎先生 １０歳以下の40％がアトピー性皮膚炎、昨年の春には日本人の5人に1人が罹るようになっている。という話を聞きいつの間にかアレルギー病が珍しくない時代になっている事に気づきました。日本人の「超清潔志向」が日本人のアレルギー疾患という多発を招いたばかりでなく、共生菌の排除が新しい感染症、病原菌O-157を生み、日本人の「感性の衰弱」までも引き起こしているようにまで思えるという藤田先生のお話は笑いの絶えない講演でした。講演後には確かに日常生活の中で『除菌』『抗菌』もそこまで必要なのかと考えさせられました |