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第5回 外科矯正−隙間と顎の歪み−

広瀬豊
広瀬矯正歯科院長

 最終回になりましたが、今回は上下の歯の隙間(開咬(かいこう))、顎の歪(ゆが)み(側方偏位)を対象とした、外科手術を伴う矯正治療の説明と、全体の総括をしたいと思います。

 どちらの治療もまず術前矯正、その後の外科手術、そして術後矯正という手順を踏むのは、第4回で述べた通りです。

 外科手術が必要になるような上下の歯の隙間がある方は、顔を横から見た時に顎のラインが急で、基本的に噛(か)む力が弱いという特徴があります。

 外科手術は、上顎を上方に移動し、下顎は上顎に合わせて上方に移動します。出っ歯の場合の手術と同様に、下顎を回転させることによって、前歯の隙間を閉じることになります。

 一方、顎の歪みがある方は、顔の非対称が認められます。下顎だけでなく上顎にも歪みがある場合は、唇も左右どちらかに上がっていることが多いようです。

 上顎の歪みの有無の簡単な判定法は、左右の奥歯でアイスクリームのスティックなどを噛んでもらうことです。このスティックが地面と平行であればよいのですが、平行でなければ上顎にも歪みがあると考えられます。

 下顎だけに問題がある場合は、外科手術は下顎の移動だけですが、上下の顎に問題が認められる場合は、もちろん上下の手術が必要になります。

 話は本筋から逸(そ)れますが、つい先日、指導的な立場にあるアメリカの矯正医のお話を伺う機会がありました。

 「1950年からの50年間に大きな変化のなかった矯正の世界がいろいろな面で、2000年以降大きく変わろうとしている。そして多様な治療法やアナログからデジタルへの変換が矯正界でも拡(ひろ)がっている。もちろんそれらを自分の臨床に取り入れることは大事なことだが、それ以上に大事なことはやはり診断であり、正しい診断があって初めてよい治療結果が得られる」との内容でした。

 要するに患者さんの状態を正確に把握し、的確に診断することが最も重要で、治療法や使われる装置はあくまでも手段の一つにしかすぎないということでしょう。

 この連載では、子供の早期矯正治療と大人の外科矯正治療について、基本的な考え方を中心に説明したつもりです。

 この二つを選んだのは、両者が対極にあるからです。つまり成長中でないとできない治療と成長後でないとできない治療です。

 早期矯正治療については、状態によって治療開始のタイミングが違うこと、永久歯が生え揃(そろ)ってからで十分な場合があることなどをお話ししました。

 また外科矯正治療については、矯正単独治療に比べ、矯正医と口腔(こうくう)外科医の連携が欠かせず、非常に重要になります。

 具体的な矯正装置はもちろん新しい治療法に関しても全く触れませんでした。

 わかりにくかった点については、お近くの矯正専門医を受診され詳しい説明を受けてください。

 矯正治療を受けることによって、皆さまの生活のクオリティーがより高くなることを願い、ペンを置かせていただきます。ありがとうございました。


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広瀬矯正歯科
(自立支援医療(旧更生・育成医療)機関・顎変形症保険取扱機関・日本矯正歯科学会認定医・専門医)
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