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2022年5月12日 神戸市5歳 受け口の保険適用について(低身長治療中) |
5歳の子供が成長ホルモン分泌不全性低身長症による注射をしておりますが、下顎が出てきて受け口になっております。
その場合、歯の矯正に保険は適用されるものでしょうか。
また、適用にはどのような条件が必要なのかご教示頂けると助かります。
以上、よろしくお願いします。
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はじめまして、広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
矯正歯科治療が保険適用になる場合の対象については、日本矯正歯科学会の
ホームページに詳しく載っています。(https://www.jos.gr.jp/facility参照)
@「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
A前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)に対する矯正歯科治療
B顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・手術後の矯正歯科治療
このうち5歳という年齢から該当する可能性があるのは、@の疾患です。
該当する疾患があれば、今からでも保険が適用になります。
@の中に該当する疾患がない場合は、将来的にはBの可能性がありますが、男の子であれば身長の伸びが止まる18歳
前後まで待つ必要があります。(当院HPー外科的矯正治療参照)
上記確認の上、矯正専門の歯科医院に相談に行かれることをお勧めいたします。
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