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2005年5月16日 兵庫県神戸市東灘区 14歳の男の子
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14歳、中学2年生の息子の反対咬合についての相談です。舌先を歯の間にはさんでしゃべる癖が抜けず、だんだん下の歯が前に出つつあります。成長期のため矯正装置を外しましたが、この時期治療はできないのでしょうか?
こんにちは。
14歳、中学2年生の息子の反対咬合についての相談です。
受け口で小学4年生から上下前歯4本ずつに矯正装置を付けて治療し、その間は正常な状態になったのですが、歯科医の先生が、成長期は矯正装置を外した方がよい、とおっしゃって、小学6年の冬に矯正装置を外した後、定期検診を受けています。
矯正装置を付けているころから、舌先を歯の間にはさんでしゃべる癖が抜けず、矯正装置を外した後は、だんだん下の歯が前に出つつあります。
現在、上下の前歯はほぼ同じ位置にあり、更に下の歯が前に出た場合、今後は奥歯を抜いての矯正治療か手術の選択というご説明でした。
いずれにしても成長期が終わるまでは治療はできないということで、現在も3〜4ヶ月に1度の検診を受けています。
しかし、舌を噛みながら話す癖が治らなくて、だんだん状態が悪くなっているように見えて、非常に不安です。
この時期治療はできないのでしょうか。
また、抜歯を伴う矯正か手術しか方法はないのでしょうか。
長文になってすみません。
よろしくお願いします。 |
広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
御質問を読ませていただいて、お悩みの様子が目に浮かぶようです。
文面からだけでは正確に息子さんの状態を把握することが難しいので骨格性の受け口の方が来院された場合の当院での対処法を述べて回答とさせて頂きます。
まず、あらゆる方法を駆使して前歯の咬み合わせを正常にします。
これは骨格のさらなる悪化を防ぐために必須のことです。
並行して上あごの成長が悪ければ上あごの成長促進を、下あごの成長が大きいようであれば下あごの成長抑制あるいは成長方向を変えることをします。
これには夜間帽子タイプの装置を長期間使用してもらうことになります。(当院ホームページー早期治療参照)
基本的によほど安定しない限り成長が止まるまで続けてもらいます。
また舌の癖がある時は装置やトレーニング(MFT参照)により改善を試みます。
これらの間,定期的に顔のレントゲン写真を撮り、成長のチェックを続け、最終的に成長が止まった時点で仕上げの治療法を決めます。
大きく分けるとその治療法は以下の4通り考えられます。
1)どの歯も抜歯せず治療する。
2)小臼歯を抜歯する。4本になることが多い。
3)親知らず(第3大臼歯)のみ抜歯する。
4)外科手術を併用した外科矯正。
1)2)の場合も将来的に親知らずの抜歯が必要になることがあります。
4)の場合は下の親知らずの抜歯はまず必要になります。
また小臼歯の抜歯をすることもあります。(外科矯正-主な症例ーその1、その2、その3参照)
それぞれの治療法によって結果が当然変わってきます。
息子さんの状態によっては歯を抜かない治療が必ずしも彼にとって一番良い方法とは限りません。
以上が当院で行なっている治療法ですがこれは私独自の特殊な治療法ではありません。
むしろ教科書的な正攻法の治療法です。
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