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| 長女18歳が開咬なのですが、矯正を勧められ・・費用面が80万近くかかり、完全に治る保障が無いと言われました。完全に治るなら外科的手術が良いのではと思いますがを費用と後遺症などあれば教えてください。 |
広瀬矯正歯科 院長の広瀬豊です。
矯正治療単独で行う場合は完全に治る保証がないと言われたことから推測しますと娘さんはかなり骨格的な要素が強い開咬かもしれませんね。
そういった骨格のずれが大きい場合でも外科手術を併用するとよほどのことがない限り治ります。
ただし手術の後、上下の歯にゴムをかけるなど患者さんの協力があることが前提となります。
手術の方法にもよりますが、術後ゴムをしっかりやらないと骨がずれて固まってしまうからです。(当院ホームページ 外科矯正その1参照)
またもうひとつの問題として「後戻り」があります。これはいったんはきれいに治ったのに元に戻ってしまうことを言います。開咬ではとくに舌の癖が原因で起こることがあります。ですから舌癖が明らかにあるときはMFTというトレーニングを行う必要があります。(歯が咬み合わない(永久歯開咬)参照)
矯正の費用に関しては顎変形症保険取り扱い機関(顎口腔機能診断基準施設)であれば保険が効きますので自己負担は30〜40万円程度になるでしょう。
手術の費用はもちろん保険適用される上、高額医療の申請をすれば自己負担が限度額を超えたときは、超えた分があとで払い戻されるためさらに安くなります。所得や手術内容、同じ月に入退院するか等によって変わっってきますが実際の負担は約7万円から最高でも20万円は超えないでしょう。
後遺症について心配されるお気持ちは私も娘を持つ父親としてよくわかります。後遺症として通常考えられることは顔の腫れと麻痺です。腫れに関しては術後はかなり腫れますが徐々にひき退院時にはほとんどわからなくなります。麻痺に関しましても当院の患者さんの中には今まで麻痺が問題になった方はおられません。
もちろん全身麻酔による手術ですので100%安全とは断言できませんが、ひと昔前に比べますと格段に安全性は高まっていると思います。
どうしても心配な場合は矯正治療を開始する前に担当の口腔外科医に納得いくまで質問してください。
その上で外科矯正を決断されることをお勧めします。 |
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